2024年04月23日号 vol.164
よりどりインドネシア第164号を発行しました。カバー写真はジョグジャカルタの王…
少し前のこと、日本の大学院で博士後期課程を終えられた若い研究者の方がスマランまで訪ねてきてくださった。博士論文で、作家エカ・クルニアワン(EkaKurniawan)の小説『美は傷…
0 いいね!●象が突然に暴れ出すはっきりした理由は分からないが、何年も調教されてきたサーカスの象が何頭も突然に暴れ出した。サーカスのオーナーにはその原因が全く分からない。その日、カレボシ広場…
0 いいね!前からトゴグ(Togog)という人物(?)のことが、ちょっと気になっていた。トゴグは、ジャワ中部などのワヤンに登場するプノカワン(punakawan /panakawan)のひと…
0 いいね!南海の女王ラトゥ・キドゥルにまつわる伝説は、ジャワではもっとも広く知られる言い伝えのひとつと言っていいだろう。ジョグジャカルタの南のパラントゥリティス海岸では、緑の服を着て浜辺に…
0 いいね!なぜこんなに長い話になってしまったのだろう? 930ページの大長編である。中ジャワ州スマラン在住の作家トリヤント・トリウィクロモ(TriyantoTriwikromo)のPert…
0 いいね!去る11月18日の夜、ウォノソボの図書館に面した壁が崩落したとのニュースが報じられました。その日は午後から激しい雨が続いており、その影響で長さ70mに及ぶ壁のヒビが刺激されて崩落…
0 いいね!●ジャワ随一の成り上がり者日本で史上もっとも有名な「成り上がり者」といえば、やはり豊臣秀吉だろうか。ジャワ史上、あるいは伝説上の成り上がり者の代表格は、ケン・アロックまたはケン・…
0 いいね!ウォノソボの基礎を作ったとされる三傑を紹介するシリーズの最後は、最もファンタジックな色合いを持つキアイ・コロデテ(Kyai Kolodete)です。キアイ・コロデテについては、『…
0 いいね!私はジョグジャカルタの街が大好きです。30年以上前になりますが、結婚前に初めてインドネシアを訪問した際に主人が連れて行ってくれたのがジョグジャカルタでした。結婚後は、勤め始めたJ…
0 いいね!先日、ネットニュースを見ていて、驚いたことがありました。「アス・キキック(Asu Kikik)って実在してたの!?」記事は1年ほど前のものです。西ジャワ州のクニンガン県にて、とあ…
0 いいね!インドネシアでは、小説などの新刊が発売されると、そのプロモーションのために著者のインタビューがインスタグラム・ライブで行われることが多い。読者にすれば、著者の生の声が聞けるし、こ…
0 いいね!コロナ禍でいろんなことが変わってしまったが、なかには歓迎すべき変化もあった。そのひとつは文芸イベントがオンラインで開催されるようになったことだ。インドネシアでは、小規模なものはイ…
0 いいね!国際交流基金アジアセンターで、アジア文芸プロジェクトが実施される。アジア各国の「若手作家にコロナ禍のアジアの現在をテーマにショートストーリー・随筆を書き下ろしていただくとともに、…
0 いいね!文学者・詩人であり哲学者でもあったトゥティ・ヘラティ(Toeti Heraty)が、2021年6月13日に亡くなった。87歳だった。トゥティ・ヘラティはまたインドネシアのフェミニ…
0 いいね!中ジャワ州北海岸に位置する町・ジュパラ(Jepara)に、カリニャマタン(Kalinyamatan)と呼ばれる地域がある。16世紀の一時期、その地を支配していたのは、兄と夫が続い…
0 いいね!キ・ジュル・タマン(Ki JuruTaman)とは何者だったのか。16世紀半ばから18世紀半ばまで、現在のジョグジャカルタを中心に栄えたマタラム王国の開祖セノパティ(Senopa…
0 いいね!先日、本棚の整理をしていたら、バンドンの地図が出てきました。学生時代にバンドンに短期滞在した際、真っ先に書店に行って買い求めたものです。スマホや地図アプリはおろか、インターネット…
0 いいね!16世紀半ばから18世紀半ばまで、現在のジョグジャカルタを中心に栄えたマタラム王国の開祖セノパティ(Senopati)と関係の深いジン(Al-Jinn:幽精)で、ムラピ山の噴火か…
0 いいね!ムラピ山の火山活動がまた活発になってきている。2021年1月4日に溶岩流の噴出が確認され、9日には7回にわたって、ムラピ山から西へ向かって流れて中ジャワ州とジョグジャカルタ特別州…
0 いいね!スンダ地方に伝わるサンクリアン(Sangkuriang)説話のなかに、父を殺し、母と交わるという、ギリシャ神話のオイディプス伝説と同型の話が含まれていることを前回紹介した。今回は…
0 いいね!よりどりインドネシア第164号を発行しました。カバー写真はジョグジャカルタの王…
よりどりインドネシア第163号を発行しました。カバー写真は、事故で渋滞する西ス…
よりどりインドネシア第162号を発行しました。カバー写真は、北スマトラ州メダン…