2022年06月22日号 vol.120
よりどりインドネシア第120号を発行しました。カバー写真はスマトラ島南西部ブンクルにあるマラブロ要塞(18世紀に一時支配した英国東インド会社が建設)です(2010年7月13日撮影)。▼10年近く前、松井はジャカルタやスラバヤの低所得者層コミュニティを歩き、家庭訪問もしました。そのときの記録を再掲してみます。今回はジンピアンというコミュニティの知恵を紹介しています。▼値引きするときのまるでコントのようなやりとり、敢えてへりくだって自分の至らなさを詫びる表現。「インドネシア語をつかむ」という岡本さんの感覚が研ぎ澄まされます。いいですよね。▼神道さんの連載はウォノソボからみたアヤムゴレンのお話。KFCなど外来フランチャイズチェーンが一つもないウォノソボにWFCがあります。そこへロケットチキンの快進撃。その背景には何が。▼太田さんは、ジャワ随一の成り上がり者のアロックとその妻デデスにまつわる複数の伝説を紹介。成り上がるために王を殺害し、自分も王の子に殺害され、さらに殺害の連鎖は続きます。▼映画往復書簡の今回は、横山さんが満を持してホラー映画を語ります。彼は映画自体にあまり怖さを感じない様子ですが、それより怖さを感じるものがあるのだとか。それは何でしょうか。▼今回もいくつものインドネシアが集まりました。引き続き、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
よりどりインドネシア第138号を発行しました。カバー写真は、日本式のお風呂も備…
よりどりインドネシア第137号を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ・トラ…
よりどりインドネシア第136号を発行しました。カバー写真は、東ジャワ州クディリ…