よりどりインドネシア第153号

よりどりインドネシア第153号を発行しました。カバー写真は、スラバヤ市中心部にある潜水艦博物館です（2015年11月29日撮影）。▼2024年正副大統領選挙は3組の候補ペアが立候補しました。松井はこれら候補者の略歴を紹介するとともに、選挙公約といえるビジョン・ミッションを検討し、大まかな比較と所感を示しました。▼岡本さんの連載は、2018年のロンボク地震後の記録です。本震から３ヵ月で屋外避難を解き、ようやく自宅での生活に戻って、一番嬉しかったことがありました。それは何だったのでしょうか。▼太田さんは今回、インドネシアに伝わる様々な人虎伝説に触れた後、エカ・クルニアワンの『虎男』とインタン・パラマディタの『千の業火の夜』でそれがどう描かれたかを探っていきます。▼松井がNNAに連載中の「続・インドネシア政経ウォッチ」（第51～55号）を再掲。今回は犯罪化、下流産業批判、ニッケル生産州の貧困、汚職撲滅委員会と国軍、政党連立を取り上げました。▼今号も何とか発行することができました。日頃からのご愛顧に感謝申し上げます。引き続き、いくつものインドネシアをお楽しみいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。