2021年10月22日号 vol.104
よりどりインドネシア第104号を発行しました。カバー写真は、国鉄ジョグジャカルタ駅構内のおしゃれな駅カフェです(2015年1月17日撮影)。▼高速鉄道建設は建設費の増加で、否定してきた国家予算投入を認めるに至りました。他方、沿線開発計画に賭けた国営企業や人々が翻弄されています。高速鉄道建設に道理はあるのでしょうか。▼ムハンマド聖誕祭にロンボクの地元で必ず食べるナシラスール。2回蒸すのが面倒な岡本さんは、1回で済ませようと奮闘して成功させます。ナシラスールの作り方に革命が起きるのでしょうか。▼神話上の話や架空だと思っていた動物が実在していたり、未確認生物の現れるという場所が観光スポットになったり。神道さんはそんなウォノソボでの話の数々に独自の解釈を展開していきます。▼太田さんは、ユユ・カンカンというジャワの嫁取り民話によく出てくる蟹の話に焦点を当て、それと川などの渡し守が難題を突き付ける民話との共通性を指摘します。なぜ蟹なのでしょうか。▼横山さんの映画往信は前号の轟さんへの返信で、インドネシア映画の様々な制約のなかでエロティシズムがどのように表現されているかを2つの映画を題材に探っていきます。興味深いです。▼今号も5本と盛りだくさんの内容になりました。いくつものインドネシアはまだまだ続きます。引き続きのご愛読をよろしくお願いいたします。
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