2020年11月22日号 vol.82
よりどりインドネシア第82号を発行しました。カバー写真は西スマトラ州パダン市の踏切を通過する列車です。右上に津波避難経路の表示が見えます。▼国営企業改革真っ最中のインドネシアですが、国営企業の海外展開に一層力を注ぐ意向です。インフラ関連ではアジアに加えアフリカへ積極的に展開し、鉄道輸出も注目です。松井が解説しました。▼神道さんの連載は廃線紀行です。インドネシアの鉄道史を振り返った後、プルウォクルト=ウォノソボ線の足跡を辿り、廃線復活の可能性について考えます。実はジャワは廃線の宝庫なのです。▼太田さんは今回、犬である父と人間である母とから生まれた子が父を殺して母と交わるインドネシア版オイディプスの話を、スンダ、ジャワ、南カリマンタンの事例で紹介、これは不思議で面白いです。▼横山さんは、コタ駅の古時計とバスなどに書かれたインドネシア語の名文句を取り上げたジャカルタ寸景2本を提供。何気ない風景のなかに人々の様々な思いが詰められています。▼映画往復書簡9信目は、轟さんがインドネシアのスポーツ映画、とくにサッカーを素材とした映画について、独自の視点で解釈します。これを読んで映画を観るとまた一味違うことでしょう。▼日頃のご愛読に感謝いたします。今回もいくつものインドネシアを皆さまにお届けいたします。引き続き、よろしくお願いいたします。
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