2024年03月23日号 vol.162
よりどりインドネシア第162号を発行しました。カバー写真は、北スマトラ州メダンのモールで断食明け用ラマダン・パッケージを勧めるカフェの売り子たちです(2015年6月14日撮影)▼大統領選挙・国会議員選挙は確定集計結果が発表されました。今回はデータを示しながら得票結果と国会での政党獲得議席予想、プラボウォ新政権安定化の2つの道筋について松井が論じました。▼インドネシアは略語天国。石川さんは彼らの略語を創る才能に感嘆しつつ、若者の使う略語や意外な略語の語源を紹介。たとえば車で有名なKijangは何の略語かご存知ですか。鹿ではないのです。▼断食月の日中は人のいない静かな通りが夕方、断食明けに近づくと屋台街へ変身。横山さんは夕暮れの町で、常連屋台、出張屋台、期間限定組屋台を営む人々の創意工夫や身の上話を聞きます。▼映画往復書簡の今回は、轟さんが『ブライドジラ』でインドネシア富裕層、『元・花嫁』でジャワ伝統のパエス(メイクアップを司る人)から見た結婚式事情を鋭く論じます。▼断食月もすでに中盤、日本の春の桜の季節と同じ頃に断食明け大祭なのですね。今号は以上4本です。いくつものインドネシアをお楽しみいただければ幸いです。引き続き、よろしくお願いいたします。
いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…
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