2021年03月22日号 vol.90
よりどりインドネシア第90号を発行しました。今回は6本とてんこ盛りです。カバー写真はジャカルタ・サンタ市場の魚売りのお兄さんです。▼「国産品を愛せ、外国産品を嫌え」という大統領発言が話題になっています。この発言が出た裏側の事情、米輸入の政府決定、外国産品輸入が増えていく現状について松井が解説しました。▼岡本さんの連載は、小学一年生の初めてのテストの話です。テストを前に子どもたちはざわつき始めます。それはなぜでしょう。日本とは違うテスト風景に思わず顔がほころびます。▼神道さんの連載は、内陸部にあるウォノソボの魚の話です。市場では意外にたくさん売られている魚、どんなふうに調理するのか、それでも魚介類の消費量が少ない現状の話、興味深いです。▼太田さんのキ・ジュル・タマンの話は3回目、今回はさらにイタリア人説、ポルトガル人説、オランダ人魔人説などさらなる展開を見せます。白人の来訪と神話との関係が示唆されます。▼久々に登場の脇田さんは、17世紀のマカッサルの国王が使っていたアマナガッパ海商法を紹介しています。自由で開かれた海を基本とし、航海での決まりや奴隷の処遇など興味深い内容です。▼映画往信の今回は、横山さんが映画『スギヤ』と出演した日本人俳優・鈴木伸幸さんの演技について語ります。彼の最期のシーンの歌はなぜ「かごめかごめ」でなく「通りゃんせ」だったのでしょうか。▼ボリュームたっぷりの第90号となりました。引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…
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