2021年09月22日号 vol.102
よりどりインドネシア第102号を発行しました。カバー写真は中ジャワ州ジュパラ県の家具工場で働く女工さんたちです(2010年7月8日撮影)。▼インドネシア料理を語る「食彩インドネシア」の不定期連載を開始。第1回はナシゴレンはどこから赤くなるのか、ガドガドはジャカルタとスラバヤでどう違うのかなど、料理への素朴な疑問を取り上げます。▼岡本さんの連載は、餌があっても恥ずかしくて遠慮するネコを表すマルマルクチンのような人間のお話です。恥ずかしくって遠慮するっていう気持ち、よくわかるような気がしませんか。▼神道さんの連載は、ジャワ語の中のウォノソボで話されているジャワ語、すなわちウォノソボ方言の世界を語ります。逆に方言を生かす動きもあるとか。ジャワ語の深く広い沼で溺れてみませんか。▼太田さんが注目するのは東インドネシア出身の若手有望作家の作品。ティモールの視点から語られる暴力、皮肉とユーモア、オランダ、ポルトガル、日本、インドネシアへの眼差しは・・・。▼映画往復書簡は、横山さんがイスラムにおける多重婚に焦点を当てます。一夫多妻を描く作品は夫の欲望と妻の苦悩が定番。ではなぜ『愛の章句』は多くの人に感動を与えたのでしょうか。▼今回も盛りだくさんのラインナップとなりました。100号を超えてさらにいくつものインドネシアを描いていきます。引き続きご愛読のほどをよろしくお願いいたします。
いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…
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