2022年11月23日号 vol.130
よりどりインドネシア第130号を発行しました。カバー写真は、西ジャワ州チアンジュール県サロンゲ村の風景です(2019年10月9日撮影)。この付近も11月21日の地震で被害があり、一刻も早い安全と復興を願います。▼BOP層コミュニティを歩くの第4回は、スラバヤのあるカンプンで出会った人々です。月1万円程度の収入でも子どもを大学に通わせた家族の生活の様子を伝えます。▼岡本さんの連載は、家の庭に生い茂るバヤン(ヒユ菜)の話です。どんどん増えるバヤン、市場で売れると知った岡本さんが夫に同意を求めると、意外にも反対されました。なぜでしょうか。▼石川さんの今回は、女性の伝統的な上着であるクバヤの紹介です。インドネシアには、素材により、地域により、実に多様なクバヤが存在することを教えてくれるクバヤ図鑑のような内容です。▼神道さんの連載は、少し趣向を変えて雨季にまつわる人々の噂話です。耳を立てている神道さんですが、話はどんどん予期せぬ展開へ向かいます。ようこそ、ウォノソボの噂話の世界へ。▼2022年のブック・オブ・ザ・イヤーに選出された長編小説『海は語る』。このスハルト末期に拉致された民主活動家とその家族の物語とその現代における意味を太田さんが読み解きます。▼映画往復書簡は、横山さんが伊勢真一監督の『いまはむかし』を取り上げます。日本軍政期にプロパガンダ映画を撮った父の足跡を追い、それをインドネシアで上映した意味を考えます。▼「よりどりインドネシア」は今号で第130号となりました。まだまだいくつもの様々なインドネシアを伝え続けていきます。引き続き、ご愛読のほどをよろしくお願いいたします。
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よりどりインドネシア第137号を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ・トラ…
よりどりインドネシア第136号を発行しました。カバー写真は、東ジャワ州クディリ…