2023年07月07日号 vol.145
よりどりインドネシア第145号を発行しました。カバー写真は、スラバヤのスナンアンペル大モスクの入口にあるコーヒーショップです(2017年4月1日撮影)。▼スラウェシ市民通信の4回目は、マカッサル市の中心・カレボシ広場にある7基の墓の話です。そこへは多くの人が祈りを捧げに訪れます。それを怠ると災いが起こるのはなぜなのでしょうか。▼岡本さんの連載、今回は学校での避難訓練。地震発生時の対応は学んでも、発生後の対応には触れません。生徒のなかには避難訓練をしたくないと主張する者もいます。それはなぜなのか。▼石川さんは、2022年8月の警察幹部サンボによる部下殺害事件を性暴力被害者擁護の観点から検討します。その部下から性暴力を受けたと狂言するサンボの妻こそ事件の「黒幕」だったのでしょうか。▼太田さんは、ワヤンのなかの英雄の従者であるトゴグの語りに注目します。『虚言の書』でトゴグは自嘲的な告白が続いていきます。トゴグとスメルは実は兄弟だったのだとか。▼映画往復書簡は、横山さんがミナンカバウに関する映画3本をもとに、民族的特徴が時代と共にどう変遷したかを見ます。併せてその歌唱力で米国を震撼させた盲目の少女の話も付記します。▼今号も盛りだくさんの内容となりました。引き続き、皆さまのご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。
いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…
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