よりどりインドネシア

2024年04月27日

「環境」に関連する記事

ラサ・サヤン(49):~家庭の害獣・害虫~(石川礼子)

●雨期の悩み雨期に入り、私の家の内外には害獣・害虫が増えているような気がします。害獣とはネズミ、ヤモリ(チチャック)、イタチ(インドネシア語でムサン)で、害虫は蚊、ハエ、コバエ、…

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ラサ・サヤン(47):~ゴミの山~(石川礼子)

●日本から不法輸出されたゴミ?"BappaShota"というYouTubeチャンネルがあります。この番組の動画を制作するShotaさんは4年前から番組を制作し、現在までに152本…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2023年12月23日号 vol.156

スラウェシ市民通信(7):廃品回収業者のコミュニティを訪ねて(2007年10月翻訳)(マスディアナ/松井和久訳)

●廃品回収業者の住む地区今回、私が訪問した廃品回収業者の住む地区には7軒の家があった。それは、家というより掘っ立て小屋といったほうがよいような佇まいである。そこは、タマランレア地…

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食糧基地プロジェクトは失敗を繰り返す ~背景と理由を振り返る~(松井和久)

2億8,000万人の人口を抱えるインドネシアの経済開発において、最重視されてきたのは食糧の確保です。1970年代に高収量品種の導入、化学肥料・農薬の投入によるいわゆる「緑の革命」…

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スラウェシ市民通信(6):バワカラエン山の守り人、ダエン・マンドン(2007年6月翻訳)(アクバル・アブ・タリブ/松井和久訳)

バワカラエン山を愛するあまり、ダエン・マンドンは、この南スラウェシ州ゴワ県にある山岳地帯の環境保護に人生のすべてをかけてしまった。インドネシア独立記念日のお祝い気分のなか、筆者は…

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ゴミの減量化とゴミ処理政策の方向性(松井和久)

インドネシアは、ゴミ減量化を国家による環境政策のなかでの重要事項と位置づけています。環境林業省によると、全国の2021年のゴミの総量は前年比3.25%減の3123万6413トンで…

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ラサ・サヤン(39)~バタック人の知恵と失われる森林~(石川礼子)

●北スマトラの自然『よりどりインドネシア』第127・128・129号で、轟さんと横山さんが昨年6月に公開された "Ngeri-NgeriSedap"(邦題:ゾクゾクするけどいい気…

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いんどねしあ風土記(41):世相を映し出すカーフリーデー ~ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

日曜朝の市民のスポーツ、憩いの場として定着したジャカルタ中心部・目抜き通りの歩行者天国「カーフリーデー」。毎週数万人もが参加する「カーフリーデー」は、ウォーキングやジョギング、自…

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ネットゼロエミッションと再生エネルギー法案(松井和久)

インドネシアは、2060年までにエネルギーのネットゼロエミッションを達成することを目標とし、そのためのロードマップを作成しました。ネットゼロエミッションとは、温室効果ガスあるいは…

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いんどねしあ風土記(36):「ジャワのポンペイ」古代遺跡が現代に伝えるメッセージ ~中ジャワ州トゥマングン~(横山裕一)

かつて突如として消えた古マタラム王国のある街が、千年ぶりに現代に姿を現した。2008年に中ジャワ州で発見された古代遺跡「リヤガン遺跡」(SitusLiyangan)である。千年前…

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カリマンタンの忘れられた狩猟移動民 ~プナン・バトゥとは何者なのか~(松井和久)

このところ、ジャカルタから東カリマンタン州「ヌサンタラ」への新首都移転が話題となっていますが、日本のソフトバンクが投資の取り止めを発表するなど、その実現性への不確実性は高いままで…

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小さな島のニッケル製錬反対闘争 ~東南スラウェシ州コナウェ諸島県ワウォニ島~(松井和久)

3月3日、ツイッターで衝撃的な映像を観ました。警察や軍を伴って土地収用にやってきた業者に対して反抗する住民。土の上に座り込み、服を脱いで上半身ブラジャー1枚になり、泣きわめきなが…

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いんどねしあ風土記(33)時代を切り取る人々:ドキュメンタリームーブメントの背景とは ~ジャカルタ首都特別州、西ジャワ州デポック~(横山裕一)

近年、インドネシアでドキュメンタリー映画の制作に取り組む人が増加傾向にあるという。シネマコンプレックスなど商業用映画館でも、約5年前からほぼ毎年のように上映されるようになっている…

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コモド国立公園の観光開発をめぐる懸念(松井和久)

経済開発か環境保護か。この古典的な問題は、昔も今も、豊かになっていく国々にとって避けて通れないものです。もちろん、インドネシアもその例外ではありません。しかも、豊かな資源に恵まれ…

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パプア特別自治法改正をめぐって ~モラルハザードの継続と分断の深化~(松井和久)

インドネシアの最東部、ニューギニア島の西半分に位置するパプア州および西パプア州をまとめて、私たちは一般に「パプア」と呼んでいます。メディア報道などでご承知の通り、インドネシアから…

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ウォノソボライフ(42):暮らしの変化とジェネレーションギャップ(神道有子)

「最近の若者はなってない、甘ったれている」「年寄りは言うことが古臭い、頭が固い」。古今東西、こうした世代間のすれ違いは常に起こってきたことかと思います。育ってきた環境・価値観の時…

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ウォノソボライフ(41):ウォノソボ観光のこれからを考える(神道有子)

前回の『よりどりインドネシア』第92号に続き、今回は、ウォノソボの観光全体に焦点を当てていきたいと思います。コロナ禍で世界中のあらゆる産業が経済的打撃を被っているなか、とくに強い…

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カリマンタンの森を守るために立ち上がる若者たち ~スマルニ・ラマンさんの活動~(松井和久)

グローバル・ランドスケープ・フォーラムという、景観アプローチに基づいた持続的な土地利用に関する国際フォーラムがあります。このフォーラムは4,400の機関、約19万人の個人が参加す…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第10信:インドネシアのドキュメンタリー映画(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回のサッカー2部作映画『ガルーダを胸に』は、轟さんもおっしゃる通り、2作目のほうが内容も深まり見応えがありましたね。また、私が書き忘れていたところ、轟さん…

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オイルパーム農園開発と闘う慣習法社会 ~中カリマンタン州キニパンの土地紛争~(松井和久)

経済開発に付随して起こる、開発する側と開発される側との間で生じる土地紛争は、インドネシアでは、1960年代から続く大きな問題です。大統領府土地問題解決促進チームによると、2016…

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