2022年09月08日号 vol.125
よりどりインドネシア第125号を発行しました。カバー写真は、すっかり観光地化された中ジャワ州ディエン高原のヒンドゥー寺院遺跡群です(2022年9月4日撮影)。▼インドネシアは2060年までに脱炭素化へ向けたエネルギーのネットゼロエミッションを達成するためのロードマップを策定する一方、新・再生エネルギー法案の議論では石炭活用も明記されました。▼岡本さんの連載は、2018年の地震時の独立記念日の様子です。震災直後でも独立記念式典を挙行する復興支援の軍人たち。それに触発されて避難地にいる地元の人々が採った驚きの行動とは?▼石川さんは、コロナ後の観光業の急速な動きを報告します。G20開催を控え、ジャカルタでもバリでも、観光客増加を見込んだ6つ星を含む高級ホテルの開設ラッシュが続いています。▼2014年にBOP層の家庭訪問した記録の今回も、スラバヤで訪問した家庭の状況です。最低賃金レベルの収入はあっても、アレルギー疾患を持つ子どもへの様々な支出と将来への不安が語られます。▼映画往復書簡の今回は、横山さんがインドネシア臭いSF作品の『地獄の門』と『髑髏(ドクロ)』を紹介します。単なるCG駆使やハリウッドの二番煎じでない両作品の見所はどこでしょうか。▼今号は2年半ぶりのインドネシア滞在中での発行となりました。この間の変化の大きさと現場感の重要性を改めて感じます。引き続き、「よりどり」ご愛読のほどをよろしくお願いいたします。
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