2024年02月07日号 vol.159
よりどりインドネシア第159号を発行しました。カバー写真は、2014年大統領選挙の際にスラバヤの大通りに掲げられたジョコウィ候補の選挙ポスターです。若い!(2014年6月27日撮影)。▼大統領選挙投票日まで1週間を切りました。プラボウォ優勢の状況は変わりませんが、ジョコウィとプラボウォの政治スタイルの違いを中心に、選挙に関するいくつかの所感を書いてみました。▼岡本さんの2018年ロンボク地震後の記録は今回で終了です。不謹慎かもしれませんが、今振り返ると祈りとともに「楽しかった」という言葉が正直に出てきます。それはなぜなのでしょうか。▼石川さんは、自宅で遭遇する様々な害虫や害獣について書きました。たとえば、ヤモリ(チチャック)は蚊やハエを食べる益獣と見なされていますが、そうではない一面もあるのだとか。▼太田さんは、最近注目の作家ジギー・ゼザゼオフィエンナザブリズキーの世界を紹介。よく分からないとの評もありますが、意味やメッセージを探さずにそれを通り抜ける物語なのかもです。▼映画往復書簡の今回は、昨年の観客動員数でホラー以外で3位だった『サジャダの片隅を濡らす涙』を紹介します。ジャワ的でイスラム教的規範が示された優しさと勇気の感動の物語です。▼今回も読みごたえのある原稿が揃いました。いくつものインドネシアをお楽しみください。皆様のご愛顧に深く感謝いたします。次号もよろしくお願いいたします。
いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…
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