2021年08月08日号 vol.99
よりどりインドネシア第99号を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ州マカッサルのパオテレ港で会った男の子です(2000年1月19日撮影)。▼世界遺産であるコモド国立公園の観光開発をめぐってUNESCOから強い懸念が出されています。コモド国立公園を世界的な観光地として売り出したいインドネシア政府との葛藤を説明しました。▼岡本さんの連載は2018年のロンボク地震本震直後、避難先での長い夜の経験を描きました。本震を経験し避難したことで、岡本さんにある決意が生まれます。どんな決意でしょうか。▼石川さんの今回は、華人系インドネシア人のアイデンティティについてです。客家人の夫との経験を踏まえて、華人系コミュニティの内部からどうみえるか、新聞記事も含めて考察しています。▼横山さんの連載、今回は、スマランの華人街に残された路地名から過去のスマランの様子を紐解きます。コタ・ラマ(旧市街)からインド人街、華人街を歩きながらスマランの魅力に迫ります。▼映画往復書簡の今回は、轟さんが映画に描かれるイスラーム信仰のあり方について、『信じるものは』と『三日月』という二つの作品の対照的な描き方を例に考察しています。▼今号も盛りだくさんの内容となりました。おかげさまで次号で100号となります。100号を記念した試みも考慮中です。引き続き、ご愛読のほどをよろしくお願いいたします。
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