2022年06月09日号 vol.119
よりどりインドネシア第119号を発行しました。カバー写真は東ジャワ州スラバヤ市の台所・クプトゥラン市場の前で客待ちをするベチャ(輪タク)です(2013年5月19日撮影)。▼わずか10年程度ですが、ジャカルタに2階建てバスの黄金時代がありました。また今のトランスジャカルタの原型ともいえるRMBも試行されました。筆者思い出の乗り物シリーズの始まりです。▼岡本さんの2018年ロンボク地震の記憶。今回は、受け取る側からみて、支援物資の何がありがたかったか、というお話です。ぬいぐるみをもらった子どものうれしい顔が印象的です。▼石川さんのラササヤン、今回はインドネシアの頼母子講ともいえるアリサンについてです。アリサンとは何か、どんなふうに行うのか、実際のアリサンに参加した経験に基づいて描かれます。▼歴史から突如として消えたマタラム王国の街・リヤガンが近年、大規模な遺跡として発掘されました。ジャワの「ポンペイ」から何を読み取るのか、横山さんがじっくり解き明かします。▼映画往復書簡の今回は、轟さんがガドガド・ホラーの真打、ジョコ・アンワルを論じる前に『ベアトリスの戦争』と歴代観客動員数を更新中の『踊り子の村での奉仕活動』を論じました。▼諸般の事情で発行日がやや遅れたことをお詫び申し上げます。今号もバラエティに富んだいくつものインドネシアが揃いました。どうぞご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
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よりどりインドネシア第162号を発行しました。カバー写真は、北スマトラ州メダン…