よりどりインドネシア

2024年04月23日号 vol.164

「農業」に関連する記事

ロンボクだより(104):私の復興(岡本みどり)

(編集者注)本稿は、2023年11月8日発行の『よりどりインドネシア』第153号に所収の「ロンボクだより(102)」の続きです。2018年に起きたロンボク地震の記憶をつづります。…

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ウォノソボライフ(68):新時代の侵略者? TikTokショップが破壊したもの(神道有子)

先日、ウォノソボの街の中心部でパレスチナ支援を訴えるデモを見かけました。所用で車を駐車していた間にそのすぐ近くでデモが始まっており、戻ったときには私の車は人波に埋もれていました。…

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食糧基地プロジェクトは失敗を繰り返す ~背景と理由を振り返る~(松井和久)

2億8,000万人の人口を抱えるインドネシアの経済開発において、最重視されてきたのは食糧の確保です。1970年代に高収量品種の導入、化学肥料・農薬の投入によるいわゆる「緑の革命」…

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いんどねしあ風土記(48):「スパイダー・ウェブ・テラス」蜘蛛の巣状田園が映す民族哲学 ~東ヌサトゥンガラ州フローレス島マンガライ~(横山裕一)

巨大な蜘蛛の巣を描いたかのような田園が東ヌサトゥンガラ州のフローレス島西部、マンガライ地方にある。この珍しい形状の田園は「リンコ」と呼ばれ、現地に千年以上続く伝統的な耕作手法であ…

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ウォノソボライフ(66):プラナタマンサ観察記録2022~2023(後編)(神道有子)

前回は、毎年6月22日の夏至(※インドネシアのある南半球では冬至となりますが、便宜上ここでは日本式に夏至とよびます。12月22日は冬至とします)から始まるプラナタマンサという農事…

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ウォノソボライフ(65):プラナタ・マンサ観察記録2022~2023(前編)(神道有子)

6月中旬。インドネシアでは学年末となり全てのカリキュラムが修了、もしくは卒業のシーズンです。今年もあちこちの建物で着飾った学生たちの卒業式が行われ、ああ年度末だな、と感じる雰囲気…

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ウォノソボライフ(60):高山植物? ディエン高原にはこんなものも生えてます(神道有子)

高山パパイヤのカリカ、滋養強壮によいプルワチェン、シオンタバコに欠かせないダイオウなどなど・・・。これまで、ウォノソボ名物となっているいくつかの植物について焦点を当ててきました。…

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ウォノソボライフ(55):特産ハーブ、プルワチェンの軌跡(神道有子)

マグラン方面からウォノソボへ入ってくると見えてくる、独特なモニュメント。黄色い果物は『よりどりインドネシア』第40号の拙稿でご紹介した、高原パパイヤのカリカです。そのカリカの下か…

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ウォノソボライフ(54):極寒の!?ディエン高原(神道有子)

8月となり、日本での猛暑のニュースを涼しい当地で聞く季節がまたやってきました。毎年のことではありますが、日本が暑い暑いと呻いている時期は、インドネシアは比較的過ごしやすくなってお…

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「国産品を愛せ、外国産品を嫌え」~大統領発言の裏側~(松井和久)

冒頭のタイトルは、3月4日、ジョコ・ウィドド(通称・ジョコウィ)大統領が商業省全国作業部会で行なった開会挨拶の一節です。大統領は商業省に対して、国産品市場を発展させるための政策・…

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再登場した食料基地プロジェクト(松井和久)

新型コロナウィルス感染拡大が続くなか、国連食糧農業機関(FAO)は世界に向けて食料の安全保障の必要性を訴えています。インドネシアでも、新型コロナウィルス感染拡大の影響が長期化し、…

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インドネシア米農業の現状を概観する(松井和久)

新型コロナウィルス感染症が世界中へ拡大し、対策もワクチンも不確かな状態がまだしばらく続きそうです。もはや元の世界へは戻れないと人々は自覚し、コロナとともに生きる「新しい日常」への…

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いんどねしあ風土記(9):戦前日本人の痕跡を辿る「トコ・ジュパン」 〜東ジャワ州ルマジャン~(横山裕一)

1943年、旧日本軍が東インド(現在のインドネシア)を軍政下におく約半世紀前から、多くの日本人が「東インド」ですでに商業活動を始めていた。大都市では商社や貿易会社など組織的なもの…

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ロンボクだより(26):塩の生産現場にて(岡本みどり)

東ロンボク県を拠点に低所得層の自立支援活動を行うNGOと出会う機会に恵まれ、東ロンボク県まで泊りがけでうかがいました。予定が一日早く終わったため、「どこかを案内する」との言葉に甘…

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スラウェシで綿花栽培に挑んだ宮地貫道のこと ~木村達也著『宮地貫道伝 -信念と気骨の明治人-』から~(脇田清之)

戦前、北スラウェシの主要産業であった椰子栽培業者がコプラ価格の低迷に喘いでいたころ、現地で棉花栽培を試み、事業化を目指して奔走した宮地貫道についてご紹介します。北海道の開拓事業の…

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ウォノソボライフ(14): 高原パパイヤ・カリカの野望(神道有子)

マグラン方面からウォノソボへ来ると、こんなモニュメントが出迎えてくれます。スターフルーツのようにも見えるけど、ちょっと違う・・・。これは何でしょう?これがウォノソボのイチオシ特産…

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インドネシアで美味しいイチゴを作りたい! ~元現採・たくいさんの挑戦~(大島空良)

インドネシア、とくにジャカルタでは、20代の若者がインドネシアの会社で現地採用(通称:現採)として働くことが増えています。ジャカルタでしばしば開かれる同年代のインドネシア在住日本…

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ウォノソボライフ(13) ポテト王国ディエン(神道有子)

「これ、ディエンの親戚にもらったからよかったらどうぞ」ある日ご近所さんからもらったお裾分け、中身はじゃがいもでした。ウォノソボ県の北部に広がるディエン高原は、一大じゃがいも産地と…

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ウォノソボライフ(12):ブンドゥンガン 〜田園生まれのミュージック〜(神道有子)

ちょっとこちらをご覧ください。竹で編んだゴザのような覆いを、つっかえ棒で支え、その中に座り込む人。皆さんは、こうした光景を見たことがありますか?実はこれ、ブンドゥンガン(Bund…

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農民が編み出す米の直播技術(松井和久)

●日本でも注目され始めた米の直播私たちの知る米づくりでは、言うまでもなく、苗代を作って苗を育て、それを田んぼへ移植する、すなわち、田植えをする、というのが常識です。しかし、農業従…

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