2022年08月22日号 vol.124
よりどりインドネシア第124号を発行しました。カバー写真は、路上で独立記念日の行進の練習をする南スラウェシ州タナ・トラジャ県の中学生たちです(2008年8月9日撮影)。▼8月17日の独立記念式典でジョコ・ウィドド大統領は2017年から毎年、様々な民族衣装を着用しています。大統領の民族衣装ファッションショーとそれが意味するものを松井が考察しました。▼岡本さんの連載は村での独立記念式典に着ていく衣装の話です。1年に1回の式典のために特別な衣装は用意できません。村の人々がどのように対処しているかを知ると心が温まってきます。▼石川さんは、今、インドネシアで流行のマッチングアプリの功罪について書きました。マイナスだけでなくプラスの面もあることは分かっても、親としての心配な気持ちは消えないものです。▼神道さんの連載は、8月に暑い日本から極寒のディエン高原へと避暑を呼びかけます。草原の霜がインスタ映えすると人気ですが、昔はもっと霜があったとか。温暖化の影響でしょうか。▼LBGTQ事情が厳しいインドネシアですが、それを取り上げたインドネシアの若手作家の作品が国内で一席を取り、英国ブッカー賞にノミネートされました。太田さんが彼の作品を紹介します。▼横山さんは、独立記念日の行事が始まる8月16日深夜のカリバタ英雄墓地の様子を伝えます。地元の人々は毎年、真夜中のわずかな時間、式典に臨む大統領の姿を観るのが楽しみなのです。▼今号では映画の話題はお休みしましたが、独立記念日に関係した記事を中心に6本、盛りだくさんの内容となりました。引き続き、いくつものインドネシアを皆さまにお伝えしていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
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