インドネシア、とくにジャカルタでは、20代の若者がインドネシアの会社で現地採用(通称:現採)として働くことが増えています。
ジャカルタでしばしば開かれる同年代のインドネシア在住日本人の集まりのなかで、3年分を統合した1991・92・93年会の飲み会では、実に30人以上も集まるほど。
まだまだ珍しいとは言ったものの、若者が増えている傾向にあるのはご存知でしょうか。
学生時代に留学を経験し、インドネシアの居心地の良さが忘れられず仕事をしに戻ってきた人や、東南アジアで仕事をしたくて、人生を変えるきっかけが欲しくて、インドネシアにたどり着いた人、日本人学校に昔通っていて出戻りをした人など、その背景のドラマも多種多様です。
今回は、留学を経て現採で仕事をし、仕事と自分がやりたいことのギャップを感じた結果、日本で新しい挑戦をしている若者、たくいさんの紹介です。
1990年9月26日茨城県鉾田市生まれ。
メロンとトマトを作る農家で育ち、大学まで茨城を出ることが無かった、たくいさん。
そんな彼は、どんな背景からインドネシアで現採になり、現在、どのような挑戦をしているのでしょうか。
(以下の内容へ続く)
- インドネシアとの出会い
- ジャカルタでの就職
- 友人からの叱責と農園との出会い
- たくいさんの挑戦は毎日続いている
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