よりどりインドネシア第152号

よりどりインドネシア第152号を発行しました。カバー写真は、南カリマンタン州バンジャルマシン市内の伝統薬ジャムゥの屋台です（2011年5月3日撮影）。▼2024年正副大統領選挙の３組の候補ペアが確定し、大統領の長男ギブランがプラボウォ国防相の副大統領候補になりました。その背景と意味、ジョコウィ王朝化の可能性を松井が分析しました。▼岡本さんの連載はマウリッド（ムハンマド生誕祭）後の「お呼ばれ月間」の話。人々の家に順番に呼ばれて食事をするのですが、村ごとに招待日が決められています。大変だけど楽しいのです。▼神道さんの連載は、最近禁止されたTikTokショップの話。人気のTikTokですが、そのなかの商品売買できるTikTokショップという機能がタナアバン市場を閑散化させてしまいました。なぜでしょうか。▼横山さんは南カリマンタン州バンジャルマシンの水上マーケットを旅します。多数の美しい写真を交えて、水上マーケットの文化・歴史と元気なお母さんたちの姿を生き生きと描きました。▼いつもご愛顧いただき、ありがとうございます。今号は以上の４本となります。皆さまは今号ではどんな新しいインドネシアを感じましたでしょうか。引き続きご愛読のほどをよろしくお願いいたします。