よりどりインドネシア

2024年04月27日

「文化」に関連する記事

西スマトラ州2県でのクリスマス礼拝禁止をめぐって(松井和久)

インドネシアといえば、2010年人口センサスによると、人口の87.18%をイスラム教徒が占める国ですが、それに次ぐのがキリスト教徒です。キリスト教徒全体で、全人口の約1割(プロテ…

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ウォノソボライフ(24):スチームパンク・ディエン(神道有子)

インドネシア語ではよく、その地の特徴を捉えて国や地域に二つ名をつけることがあります。『風車の国』といえばオランダ、『桜の国』といえば日本。『雨の街』は西ジャワのボゴール、『花の街…

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プンチャック・シラットのユネスコ無形文化遺産登録に寄せて(早田恭子)

2019年12月13日、コロンビアの首都ボゴタで開催中のユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会より、インドネシアが申請していた「プンチャック・シラットの伝統」とマレーシアによる…

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骨の髄までしゃぶりまスープ(松井和久)

インドネシアで最も豪快な食べ物といえば、牛の脚の骨付き肉のスープでしょうか。一般に、ソプ・キキル(Sop Kikil)といいます。注文すると、しばらくしてドーンと出てくる牛の脚に…

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ウォノソボライフ(23):ミー・オンクロックを世界に!(神道有子)

広大な国土に、200や300を超える民族集団があるとされるインドネシア。そのため、各地の食文化は実に多様で、旅行者の楽しみの一つでもあります。地域特有の名物料理はクリネール(ku…

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いんどねしあ風土記(8):ジャワ島に生き続ける「南海の女王伝説」のメッセージ 〜西ジャワ州プラブハン・ラトゥほか~(横山裕一)

ジャワ島からバリ島にかけての南海岸には、有名な「南海の女王伝説」がある。女王の名は「ニィ・ララ・キドゥル」「ニャイ・ロロ・キドゥル」などと地域によって様々な呼び方があるが、一般的…

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28年ぶりのバダ谷へ樹皮紙・樹皮布を見に行く(松井和久)

震災後1年を迎えるために訪問した中スラウェシ州パル市を後にして、2019年9月30日、バダ谷へ行ってきました。パルからバダ谷へは、パルからポソ経由でポソ湖畔の町・テンテナへ向かい…

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ロンボクだより(25):雨と手遊び歌(岡本みどり)

先日、何か月かぶりに待望の雨が降った。ひとたび雨が降ったら、村の人々のお楽しみはマンディ・フジャン。マンディ・フジャンとは、雨の降るなか戸外へ出て雨をシャワーがわりに浴びることだ…

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ウォノソボライフ(22) :山奥にスマルは潜む(神道有子)

皆さんは、この図柄を目にしたことがあるでしょうか?お店のロゴに、車のステッカーに、あるいは店や家の入り口に像として・・・。意外と街中の色んな場所で見ることができます。これは、ジャ…

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いんどねしあ風土記(7):インドネシアからみたスマラン事件 〜中ジャワ州スマラン~(横山裕一)

インドネシア人と日本人が交戦した痛ましい歴史のひとつが、1945年10月に起きた「スマラン事件」である。第二次世界大戦での日本の降伏、そしてインドネシアが独立宣言して間もない頃。…

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ロンボクだより(24): バヤン地区の手織り布(岡本みどり)

先月、日本から染織を学ぶ学生が2人やってきました。ロンボク島の儀式で使用される手織り布を見学したいとのこと。ロンボク島には手織り布で有名な村がいくつかありますが、なかでも儀式用の…

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いんどねしあ風土記(6): インドネシア映画からみた独立史探訪 〜東ジャワ州スラバヤ~(横山裕一)

東ジャワ州の州都スラバヤは、オランダ時代から港町として重要な商業都市だったが、1945年8月17日の独立宣言以降、同10月、11月にかけて、オランダとの独立戦争(1945~194…

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いんどねしあ風土記(5):ジャワの片田舎にある英語の聖地「英語村」 〜東ジャワ州パレ~(横山裕一)

「すみません、英語で5つ質問してくれませんか? 英語学校の宿題なんです」東ジャワのある村の通りでヒジャブをした女子学生が話しかけてきた。依頼通り質問をしていくと、目を輝かせながら…

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ロンボクだより(23):海のゴミ拾い(岡本みどり)

私の住まいは海から1キロほどで、海と暮らしがとても近いです。新鮮な魚が食卓にのぼりますし、人々はちょっとした憩いの場として気軽に海へ出かけ、息抜きをします。また、宗教にかかわらず…

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藤山一郎さんのインドネシア(脇田清之)

歌手で声楽家、作曲家、指揮者でもある藤山一郎さん(本名・増永丈夫、1911~1993年。1992年に国民栄誉賞を受賞)は、太平洋戦争中、二度にわたってインドネシア各地で活躍しまし…

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伊東深水の南方風俗スケッチ(脇田清之)

1940年代後半、太平洋戦争の真っ只中で、スラウェシ島などの風俗をたくさんのスケッチに書き残していた日本人の画家がいました。今回は、そんな稀有な画家をご紹介します。伊東深水が19…

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ウォノソボライフ(19): ドレッドヘアは災いを呼ぶか? 〜ゲンベルとルワタンについて〜(神道有子)

ちょっとこちらをご覧ください。髪の一部がねじねじになって伸びている子供というのを、ウォノソボではしばしば見かけることがあります。中途半端だな、切っちゃえばいいのに!と思いますか?…

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震災後のパルでの未成年早婚問題(松井和久)

中スラウェシ州パル市、ドンガラ県、シギ県を襲った地震、津波、液状化から約8ヵ月が過ぎました。被災地では、瓦礫の撤去や仮設住宅の建設が行われ、再建へ向けての動きが進んでいますが、テ…

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ウォノソボライフ(18) :明文化されないジャワ仕草(神道有子)

断食月も終わり、いよいよ乾季に入ってきた今日この頃。爽やかで過ごしやすい気候で、早くも高原の方では霜が降りています。さて、断食後といえば、祝宴ラッシュ!飲食を前提とするイベントご…

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メダンのビカ・アンボンと伝統菓子(松井和久)

北スマトラ州メダンと言えば、美味しい食べ物で名高い町です。マレー料理も中華も、そしてインド料理もそろっていて、何を食べても美味しいものです。雨季になれば、各産地からグルメをうなら…

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