よりどりインドネシア

2024年04月23日号 vol.164

「文化」に関連する記事

ウォノソボライフ(43):暦それぞれ ~受け継がれるアボゲ信仰~(神道有子)

気が付いたら2021年ももう半分以上が過ぎてしまいました。昨年から様々な行事が規制されていることもあり、例年以上に季節感が感じられないのかもしれません。7月、日本はどんどん暑くな…

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フェミニズムで読み解くチャロン・アラン伝説(太田りべか)

文学者・詩人であり哲学者でもあったトゥティ・ヘラティ(Toeti Heraty)が、2021年6月13日に亡くなった。87歳だった。トゥティ・ヘラティはまたインドネシアのフェミニ…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第24信:映画からみた「コロナ禍をどう生きるか」(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様第23信でパプア独立運動に関連した作品を紹介していただき、ありがとうございました。『一度だけキスしたい』(Aku Ingin MenciummuSekali…

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いんどねしあ風土記(29):大河ムシ川のほとりで・パレンバン今昔 ~南スマトラ州パレンバン~(横山裕一)

7世紀半ば以降、マラッカ海峡を支配し海洋交易国として繁栄したスリウィジャヤ王国の王都だったとされている南スマトラ州の州都パレンバン。海洋交易で重要な役割を果たした大河ムシ川流域に…

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ロンボクだより(47):青年Dの結納金(岡本みどり)

よりどりインドネシア読者のみなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。断食明け大祭が終わると、結婚式がどっと増えます。私の村や近辺の村々でも結婚ラッシュ。今日はそんな結婚前の一コ…

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ウォノソボライフ(42):暮らしの変化とジェネレーションギャップ(神道有子)

「最近の若者はなってない、甘ったれている」「年寄りは言うことが古臭い、頭が固い」。古今東西、こうした世代間のすれ違いは常に起こってきたことかと思います。育ってきた環境・価値観の時…

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村上春樹の影(太田りべか)

村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』第1部、第2部のインドネシア語訳 "Membunuh Commendatore" Jilid I & IIがKepustakaan Popule…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第22信:独立運動とインドネシア映画(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様新型コロナ禍で新作のインドネシア映画作品が順調に公開されないなか、前回、轟さんが書簡で触れられたように、1988年制作の名作『チュッ・ニャ・ディン』(Tjo…

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信仰としての土着伝統宗教の現在 ~カハリンガンとスンダ・ウィウィタンの事例~(松井和久)

現在、インドネシアで公式に認められている宗教(agama)は、イスラム教、カトリック教、プロテスタント教、ヒンドゥー教、仏教、儒教の6つです。いずれも、建国五原則(パンチャシラ)…

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いんどねしあ風土記(28):「双頭鷲と秘宝王冠」香料諸島・テルナテ王国物語 ~北マルク州テルナテ島~(横山裕一)

A.R.ウォーレスが動植物相の違いで境界を設けたウォーレス線を越えてインドネシア東部の諸島地域へ行くと、太陽光線が一段と明るく降り注いでいるように感じられる。濃紺の海が広がるなか…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第21信:ナショナリズム、グローバリズム、 リージョナリズム、そしてコロナ禍(轟英明)

横山裕一様無事ラマダン(断食月)も終わり、「日常」が戻ってきましたが、コロナ禍は今も変わらず続くというわけで、なんとも表現の難しい今日この頃ですが、横山さんはいかがお過ごしでしょ…

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ロンボクだより(45):レバランにケーキ(岡本みどり)

今年もレバラン(断食明け大祭)の季節がめぐってきました。みなさんの地域では、どのようなレバランを迎えられましたか?私は今年のレバランは新しいレバランだったように感じました。それは…

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フォーマット小説-イラナ・タン四季4部作(太田りべか)

『よりどりインドネシア』第92・93号の「往復書簡-インドネシア映画縦横無尽」第18・19信で、横山裕一さんと轟英明さんが映画『ウィンターイン東京』を取り上げておられた。この映画…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第19信:海外でもインドネシア語を話し続けるインドネシア映画(轟英明)

横山裕一様ラマダン(断食月)も残すところ1週間余りとなりました。横山さんはいかがお過ごしでしょうか。例年この時期はインドネシア人観客の多くが「ラマダン=聖なる月」ということで娯楽…

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ジュパラの女傑カリニャマット(太田りべか)

中ジャワ州北海岸に位置する町・ジュパラ(Jepara)に、カリニャマタン(Kalinyamatan)と呼ばれる地域がある。16世紀の一時期、その地を支配していたのは、兄と夫が続い…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第18信:ラマダンに想う。映画『?』が意味するもの(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回の轟さんの、使用言語からみた2000年以降のインドネシア映画のまとめを拝見しました。サブタイトルにある通り、まさに過去20年間のインドネシア映画界は、使…

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ラサ・サヤン(16):コロナ禍で起きている現象(その1)~結婚式が増えている?~(石川礼子)

インドネシアは、2021年3月17日現在、コロナ陽性患者数は1,430,458名で、新たな感染者数は5,414名、回復者数1,257,663名、死者数38,753名となっており、…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第17信:「百花繚乱」21世紀インドネシア映画の言語にみる多様性 ~相対主義的愛国もの『スギヤ』から 無国籍西部劇アクション『バッファロー・ボーイズ』まで~(轟英明)

横山裕一様間もなくラマダン(断食月)が始まりますが、いかがお過ごしでしょうか。先日、インドネシア政府はレバラン帰省を禁止するとのニュースを聞きました。その少し前には帰省を禁止しな…

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ムラピ山の幽精キ・ジュル・タマンの話(その3)(太田りべか)

キ・ジュル・タマン(Ki JuruTaman)とは何者だったのか。16世紀半ばから18世紀半ばまで、現在のジョグジャカルタを中心に栄えたマタラム王国の開祖セノパティ(Senopa…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第16信:映画『スギヤ』と俳優・鈴木伸幸さん(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回は「使用言語からみたインドネシア映画史」をありがとうございました。まさに、映画における使用言語は作品制作時の国家統治権力者の意向が大きく反映されているこ…

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