よりどりインドネシア

2024年04月27日

「文化」に関連する記事

ロンボクだより(32):ジン(精霊)と信仰(岡本みどり)

みなさん、こんにちは。今回は精霊の話です。実は前回まじない師について執筆したあと、まじないのことで前から気になっていた疑問が私のなかで再浮上してきました。今回は、その疑問に関する…

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ラサ・サヤン(5)~姪たち~(石川礼子)

前回お話ししたように、主人は七人兄弟の五番目です。日本の一昔前のように、主人の世代で地方に育ったインドネシア人には子沢山の家庭が多いようです。主人の兄弟はそれぞれ家庭を持っていま…

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いんどねしあ風土記(17):あるイスラム教徒からみた新型コロナウィルス感染流行 〜ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

大規模社会制限などによる自宅待機が始まって2ヵ月余りがたった5月下旬、同じジャカルタに住む、インドネシア人の友人とスマートフォンのテレビ電話を通して久しぶりに会話した。断食月もほ…

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ウォノソボライフ(29):医療のあゆみと生老病死(神道有子)

医療崩壊、医療従事者への差別、有効な治療薬は何か・・・などなど、コロナ以後、医療への関心が高まっている状態が続いているかと思います。インドネシアの医療事情が先進的とは言い難いのは…

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ロンボクだより(31):まじない師になるには(岡本みどり)

みなさん、こんにちは。コロナに覆われた日々を過ごすなか、私だけがまるで場違いな内容の記事を書いていなければいいなと願いつつ・・・。ガス抜きが必要な時期だと思いますので、みんな大好…

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いんどねしあ風土記(15):「インドネシアが呼びかける」コロナに向き合うパンク精神 〜ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

南ジャカルタに『マージナル』というインディーズのパンクロックバンドがいる。彼らは、自宅を「タリンバビ」という名のコミュニティの拠点として、格差社会にあえぐ人々、社会に虐げられた人…

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インドネシアと新型コロナウィルス対策(4):地方の人々は伝統や慣習法でどう立ち向かおうとしているのか(松井和久)

インドネシアの新型コロナウィルス感染は、感染者数や死者数の増加が止まらないだけでなく、首都ジャカルタやジャワ島の都市部から地方へと拡散が進んでいます。本誌の別稿でも触れたように、…

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ラサ・サヤン(3) ~インドネシアのキリスト教~(石川礼子)

私たち家族はキリスト教信者です。ご存知のように、インドネシア政府は、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、儒教、そしてキリスト・カトリック教とキリスト・プロテスタント教の6つを宗教とし…

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いんどねしあ風土記(13):「フンバ」の島と人々・見聞録 〜東ヌサトゥンガラ州スンバ島ワノカカ~(横山裕一)

タンボラカ空港からワノカカまで車で1時間半。予想以上に整備された街道を行くと、水牛の群れに出会う。頭上は紺碧の空。「ここはスンバ島なんだ」と実感する。南国特有の自然と歴史、習俗の…

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ウォノソボライフ(27):コロナは何を変えていくか?(神道有子)

皆さんすでにご存知の通り、インドネシアも3月2日に初の新型コロナウイルス感染者が確認されて以降、コロナパニックの真っ只中にあります。それも、とくに3月第2週末から急に事態が大きく…

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ラサ・サヤン(2)~華人系インドネシア人~(石川礼子)

新型コロナウィルスはいつになったら収束するのでしょうか。世界中の人々が同じことを思い、心配していることと思います。主人は毎日のように、友達や知り合いからWhatsApp(日本でい…

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いんどねしあ風土記(12):祖先・自然崇拝息づく島の勇壮騎馬戦「パソラ」〜東ヌサトゥンガラ州スンバ島ワノカカ~(横山裕一)

「馬と人は同じ魂を持つ家族」。西スンバの人々は言う。古来より馬とともに暮らしてきた東ヌサトゥンガラ州スンバ島の人々。とりわけ西スンバの各地では、年に一回、木の棒でできた槍を投げ合…

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カツラ、マフラー、そして映画 ~もっと知ってほしい中ジャワ州プルバリンガ県~(松井和久)

中ジャワ州の南西に位置するプルバリンガ(Purbalingga)県。西隣にはプルウォクルトを県都とするバニュマス県があり、北はプマラン県と接しています。また、東・南隣はバンジャル…

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ロンボクだより(29):ササッ語をもう一度(岡本みどり)

青年海外協力隊の栄養士隊員としてロンボク島に派遣された当初、私は張り切って現地語を習得しようとしていました。現地の人々とより深くコミュニケーションするためには欠かせないと思ったか…

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【コラム】インドネシアは親日、日本は親インドネシア? (松井和久)

2020年3月2日、ジョコ・ウィドド大統領は、インドネシア人2名がマレーシア在住の日本人から新型コロナウィルスを感染させられた、と発表しました。大統領が敢えて「日本人」と述べたこ…

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ウォノソボライフ(26):音なき世界の子供たち(神道有子)

2020年、年が明けてすぐのこと。ウォノソボのとある学校で、一冊の本が出版されました。全84ページの小ぶりな冊子ですが、ここに掲載されているのは聴覚障害を持つ生徒たちが心中を綴っ…

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パプアのラタパン(哀歌)を追いかける ~セプティナ・ロサリナ・ラヤンさんの挑戦~(松井和久)

インドネシアの最東部に位置するパプアは、今も、その他のインドネシアから差別や迫害を受けているという話の絶えない場所です。それだけでなく、外来資本によるオイルパーム農園開発などによ…

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ウォノソボライフ(25):レンゲル舞踊 〜その変化と継承の現場〜(神道有子)

「あなたの『インドネシア』はどこから?」と問われたら、どんな答えが多いのでしょうか。実に様々な切り口から触れることができる国ですが、少なくない数の外国人が伝統芸能に惹かれてインド…

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いんどねしあ風土記(10):「忘れてはならない」20年越しの真実を求める草根の叫び 〜西ジャワ州デポック~(横山裕一)

インドネシアが民主化、「改革の時代」と言われるようになって20年余り。1998年5月、スハルト長期独裁政権が終焉を迎えるまでには、多くの民主化を叫ぶ人々が政府当局や国軍から弾圧を…

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南スラウェシの木造船、現状と課題 ~タナベル、ガレソン、パンダラ、パオテレ港を廻って~(脇田清之)

南スラウェシの伝統的な木造船ピニシ(Pinisi)とその造船工法が2017年12月7日、国連教育科学文化機関(UNESCO)の人類の無形文化遺産に登録され、脚光を浴びました。今か…

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