よりどりインドネシア

2024年04月23日号 vol.164

「事件」に関連する記事

ラサ・サヤン(46) ~アイス・コールド~(石川礼子)

●毒入りコーヒー殺人事件2020年8月8日発行の『よりどりインドネシア』第75号に『毒入りコーヒー殺人事件』(https://yoridori-indonesia.publish…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第70信:ホラーより怖い心理サスペンススリラー ~今年1番の傑作『スリープコール』~(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様10月に入ってジャカルタの空は曇りがちの日が多くなり、雨季が近づきつつあることを予感させます。まだ各地では雨乞いの儀式をするなど干ばつが続き、恵みの雨が待た…

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ラサ・サヤン(42):~サンボ事件の黒幕~(石川礼子)

●サンボという名前「サンボ」という名前は、私にとって思い出深い名前です。実は子供の頃、私は肌が色黒で、当時の人気絵本『ちびくろサンボ』をもじって近所の人から「サンボ」と呼ばれてい…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第66信:悲恋ドラマやコメディ映画からみた民族風習の変遷 ~『ブヤ・ハムカ』、『ファンデルウィック号の沈没』、『オンデ・マンデ!』~ (付記:世界が驚き、認めたインドネシア人少女)(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様いきなり映画ではなく恐縮ですが、1ヵ月前、アメリカの人気テレビ番組で、ジョグジャカルタ在住の盲目の女子高校生がその才能溢れる歌声で全米を驚愕させました。これ…

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【資料】日誌から25年前を振り返る ~1998年5月のスハルト退陣前後で何が起こっていたか~(松井和久)

今から25年前の1998年5月21日、32年続いたスハルト大統領の時代が終わりました。権威主義体制、開発独裁などと称された「新秩序」(オルデ・バル)体制は、中央集権による国家開発…

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いんどねしあ風土記(45):ジャカルタ大暴動25年、消さぬ惨劇の記憶 ~ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

2023年5月で、スハルト長期独裁政権崩壊の要因のひとつにもなったジャカルタ大暴動から四半世紀が経つ。民主化を求める学生による連日の大規模デモの一方で起きた大暴動では、主に華人系…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第60信:「インドネシア史の闇」の現在を映像化 ~ドキュメンタリー映画『エクシル』が伝えるもの~(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様日本が例年より早い桜の開花を迎えたように、インドネシアでは乾季の訪れが早かったようで、3月以降暑い毎日が続いています。そんななか、イスラム教徒にとっての断食…

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2022年の警察が関わった事件を振り返る(松井和久)

2022年は例年にもまして、インドネシアで警察が話題となる年だったような気がします。とくに、7月に起きたミステリアスな警察官射殺事件が、8月になって、国家警察長官から、実は警察高…

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いんどねしあ風土記(38) 東ティモール独立20年(前編):不屈の報道記者たち ~東ティモール・ディリ~(横山裕一)

東ティモールがインドネシアから独立して20年を迎えた。300年余りにわたるポルトガル植民地を経て、その後武力併合したインドネシアとの武力闘争、独立運動の末に勝ち得た国家独立。現在…

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パプアへの武器・銃弾密輸を追う(松井和久)

インドネシア最東端に位置するパプアには、インドネシアからの分離独立を目指す動きが存在してきました。そのため、政府はパプアに特別自治を認め、多額の特別自治交付金を支出する一方で、治…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第42信:女性の視点から描いた東ティモール独立への悲劇(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様轟さんもレバラン帰省でバンダアチェへ行かれたようですが、私も所用で一時帰国し、名古屋で本稿を書いています。5月でありながら思わぬ低温の日々で、熱帯雨林気候に…

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コロナ禍での呪術師をめぐるいくつかの物語(松井和久)

インドネシアの新型コロナウィルス感染状況は、ワクチン接種の始まった2月以降、数字のうえでは抑制傾向を示してきました。1日あたりの新規感染者数も5,000人以下の日が多くなり、1日…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第16信:映画『スギヤ』と俳優・鈴木伸幸さん(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回は「使用言語からみたインドネシア映画史」をありがとうございました。まさに、映画における使用言語は作品制作時の国家統治権力者の意向が大きく反映されているこ…

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FPIとその大衆動員力をどうみるか(松井和久)

2020年12月30日、政府は、6閣僚・高官の共同決定書により、イスラム強硬派団体として名高いイスラム擁護戦線(FPI: Front PembelaIslam、以下FPIとする)…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第12信:テーマ追求とタイミング、映画のジレンマ(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様新年明けましておめでとうございます。大晦日の夜からの大雨で大洪水の正月となった昨年とはうってかわって、今年のジャカルタの元日は青空の広がる気持ちの良い幕開け…

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モフタル事件再考:~900人余のロームシャはなぜ死んだのか~(松井和久)

インドネシアの新型コロナウィルス感染状況は、依然として警戒すべき状況にありますが、政府は経済回復優先の姿勢を示し、中国と共同でのワクチン開発に楽観的な見解を示しています。在留許可…

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ラサ・サヤン(8)~毒入りコーヒー殺人事件~(石川礼子)

「毒入りコーヒー殺人事件」、ちょっとしたサスペンス小説の題名のようですが、これは実際にジャカルタで起きた事件です。今回は、今までの私のジャカルタ生活の中で、おそらく一番世間を騒が…

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