2023年05月22日号 vol.142
よりどりインドネシア第142号を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ州の山間部タナ・トラジャ県の県都マカレの市場で出会った魚運搬業のおじさんです。▼25年前の5月は、ルピア下落、公共料金引き上げ、デモ学生射殺、ジャカルタ暴動、スハルト退陣。スハルト退陣の前後で何が起こっていたのか、時系列のメモを備忘資料として提示します。▼岡本さんの連載は、モスクの名前入りの箱を持った子どもに渡したお金の話です。お金はモスクには行かないと主張する友人に岡本さんはご立腹の様子。お金は一体どこへ行くのでしょうか。▼ウォノソボのレバランの風物詩といえば気球飛ばし。飛行機の航路への進入防止のため法律で禁止されたのに止みません。植民地時代に遡る気球飛ばしで「ジャワのカッパドキア」を目指します。▼ジャカルタ・コタの片隅に創業100年を迎えた老舗喫茶室「徳記茶室」があります。アイスコーヒーが有名で、多数の著名人も訪れるこの店の居心地のよさの秘密はどこにあるのでしょうか。▼映画往復書簡の今回は、轟さんが異民族結婚コメディー『コンシー・ラヤ』の類似作品を探った後、一般的な結婚コメディ―の解説を開始し、まず話題の『母象』の3つの見所を指摘します。▼今号も盛りだくさんの内容となりました。さらにいくつものインドネシアを伝えてまいります。引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
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