2022年05月23日号 vol.118
よりどりインドネシア第118号を発行しました。カバー写真は、マカッサル沖の島々で小さな筏を器用に操る海の子どもたちです(2005年9月4日撮影)。▼最高裁は政府にハラールの新型コロナワクチンを用意する義務があると決定しました。ワクチンのハラール認証はイスラーム主義の影響拡大の反映でしょうか。その意外な背景に迫りました。▼岡本さんの連載はセラッと呼ばれる人についてです。セラッと呼ばれる人には共通の特徴があり、人々は恐れますが、排除せずに共存しています。そんな村の人々から岡本さんが学んだこととは。▼神道さんの連載はお金について。人々が皆でお金を融通し合い、貸し借りや喜捨を行うことで、人々皆んなのリスクを抑えていることが分かります。まさに金は村のまわりものなのです。▼太田さんの今回は猫の話です。猫のポンスの話からカズオ・イシグロ、ジャワと九州の短尾の猫の関係、そして猫好きの村上春樹と猫を題材にした小説など、猫の話は自在に展開します。▼映画往復書簡は、横山さんが東ティモール独立20周年を意識した『ベアトリスの戦争』を取り上げます。女性主人公の目を通して描いた独立闘争史は東ティモールの苦悩を深く問いかけてきます。▼いつもご愛読いただき、ありがとうございます。今号もいくつものインドネシアをお届けします。引き続き、よろしくお願いいたします。
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よりどりインドネシア第161号を発行しました。カバー写真は、海へ続く水路に係留…