2022年07月23日号 vol.122
よりどりインドネシア第122号を発行しました。カバー写真は、マルク州の州都アンボン市のメラプティ橋の上の路上マーケットです(2007年6月3日撮影)。▼パプアで襲撃殺人事件を繰り返す武装犯罪グループ(KKB)への武器・銃弾の密輸。誰がどんなルートで密輸するのか。なぜ2006年以降活発化したのか。『コンパス』記事をもとに松井が考察します。▼イスラームではよくないとされる陰口をよくするロンボクの人々に疑問を感じる岡本さん。でも家庭調査員の何気ない質問で、人付き合いにとっての陰口の意外な効用に気づくのでした。▼石川さんはインドネシアのLGBTQ事情を紹介。生きづらさを感じて国外へ脱出する事例や、世代間での感覚の違いなどから、インドネシアの多様性の持つ意味の急速な変化を感じ取っています。▼太田さんはエカ・クルニアワンの Cinta Itu Luka を他言語に先駆けて日本語訳出版した翻訳者。今や絶版となった日本語訳出版を巡る顛末や Cinta Itu Luka への溢れる思いを表しています。▼映画往復書簡の今回は、横山さんが韓国映画オリジナルとそのリメイク版インドネシア映画との比較を試みます。リメイク版にお国柄がどう反映しているか、が見ものだということです。▼今後も、本誌でしか読めない、多種多様なインドネシアをお伝えします。引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
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