よりどりインドネシア

2020年05月07日号 vol.69

ロンボクだより(31):まじない師になるには(岡本みどり)

2020年05月16日 02:04 by Matsui-Glocal

みなさん、こんにちは。

コロナに覆われた日々を過ごすなか、私だけがまるで場違いな内容の記事を書いていなければいいなと願いつつ・・・。ガス抜きが必要な時期だと思いますので、みんな大好き?まじない師の話をいたします。

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みなさんのお住まいの地域にまじない師は存在していますか?

まじない師にまじないを唱えてもらったことはありますか?

私は、子どもの頃から占いやおまじない、妖精などの世界に親しんでいました。ですので、ロンボク島にまじない師やシャーマンのような人々がいると聞いたときは、それはそれは、嬉しかったです。

興味をかきたてられて、すぐに口寄せをしてくれる人に会いに行きました。その口寄せの面白いこと、面白いこと。

それ以降、以前にも増して積極的に、まじない師に会う機会があればいろいろなお話を聞かせていただいています。

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私にとって特に興味深かったのは、「どうやってこの道に入るのだろう? どのようにしてこんなことができるようになるのだろう?」ということでした。

何人かの人に訊いてみたところ、まじない師は血筋で代々継がれる職業だよ、と口を揃えます。

しかし、まじない師を親にもって産まれたとしても、兄弟全員がまじない師としての素質を備えるわけではないのだそう。

ある日突然、兄弟のうちの誰かが必要な「まじない」を分かるようになるか何か神秘体験によって導かれ、まじない師として目覚めるのだそうです。

たとえば、娘が赤ちゃんの頃、よく病気を治してくれていたJさんは、こんなふうにしてまじない師になりました。

水に呪文を唱えているまじない師。この水で顔を洗うと呪文の効力が現れるとされます。ちなみにこのときは、娘が卒乳するためのおまじないでした。

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