2020年04月23日号 vol.68
よりどりインドネシア第68号を発行しました。今号は4本すべてが新型コロナウィルスに関する記事となりました。カバー写真は、南スラウェシ州マカッサル市郊外のジェネベラン川の渡し舟です。新型コロナの時代の舟は我々をどこへ連れて行くのでしょうか。▼インドネシア国内の新型コロナウィルス感染拡大は単に量的だけでなく、地方への拡散が進んでいます。二次感染・域内感染が起こっている地域や大規模社会的制限が実施された州、県・市などを紹介しました。▼地方は伝統や慣習法に基づいた様々な方法で新型コロナウィルスへ対処し始めています。とくにダヤックの伝統的ロックダウンとリンバの人々のベセサンディゴンは注目に値します。どんなものかを説明しました。▼神道さんの連載も、新型コロナウィルス対策とジャワ農村社会での共同体としての営みとがどのように折り合いをつけていけるのか、難しい状況を描いてくださいました。▼横山さんも、ジャカルタの生活者の視点で、新型コロナウィルス感染対策に戸惑いつつも対応しようとする、身近な市中の人々の姿を描いてくださいました。▼神道さん、横山さんの記事は、インドネシアの庶民がどんな状況にあるのか、どんな気持ちで新型コロナウィルス対策を見ているのかを知るうえで、貴重な報告かもしれません。▼本誌は、次号以降も新型コロナウィルス感染状況を取り上げていきます。引き続き、ご愛読のほどよろしくお願いいたします。
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