よりどりインドネシア

2024年04月27日

「生活」に関連する記事

ウォノソボライフ(26):音なき世界の子供たち(神道有子)

2020年、年が明けてすぐのこと。ウォノソボのとある学校で、一冊の本が出版されました。全84ページの小ぶりな冊子ですが、ここに掲載されているのは聴覚障害を持つ生徒たちが心中を綴っ…

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いんどねしあ風土記(11):消えゆく「街の便利な暴れん坊」ミニバス・コパジャ物語 〜ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

「15分も待てば必ず来たミニバスのコパジャ。最近、すっかり数を減らしてしまい、小一時間に一台しか来ない同ルートのトランスジャカルタより少なくなってしまったようだ…」首都圏鉄道やジ…

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ウォノソボライフ(24):スチームパンク・ディエン(神道有子)

インドネシア語ではよく、その地の特徴を捉えて国や地域に二つ名をつけることがあります。『風車の国』といえばオランダ、『桜の国』といえば日本。『雨の街』は西ジャワのボゴール、『花の街…

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ウォノソボライフ(23):ミー・オンクロックを世界に!(神道有子)

広大な国土に、200や300を超える民族集団があるとされるインドネシア。そのため、各地の食文化は実に多様で、旅行者の楽しみの一つでもあります。地域特有の名物料理はクリネール(ku…

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いんどねしあ風土記(8):ジャワ島に生き続ける「南海の女王伝説」のメッセージ 〜西ジャワ州プラブハン・ラトゥほか~(横山裕一)

ジャワ島からバリ島にかけての南海岸には、有名な「南海の女王伝説」がある。女王の名は「ニィ・ララ・キドゥル」「ニャイ・ロロ・キドゥル」などと地域によって様々な呼び方があるが、一般的…

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28年ぶりのバダ谷へ樹皮紙・樹皮布を見に行く(松井和久)

震災後1年を迎えるために訪問した中スラウェシ州パル市を後にして、2019年9月30日、バダ谷へ行ってきました。パルからバダ谷へは、パルからポソ経由でポソ湖畔の町・テンテナへ向かい…

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ウォノソボライフ(22) :山奥にスマルは潜む(神道有子)

皆さんは、この図柄を目にしたことがあるでしょうか?お店のロゴに、車のステッカーに、あるいは店や家の入り口に像として・・・。意外と街中の色んな場所で見ることができます。これは、ジャ…

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ロンボクだより(23):海のゴミ拾い(岡本みどり)

私の住まいは海から1キロほどで、海と暮らしがとても近いです。新鮮な魚が食卓にのぼりますし、人々はちょっとした憩いの場として気軽に海へ出かけ、息抜きをします。また、宗教にかかわらず…

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ウォノソボライフ(20):バック・トゥ・スクール(神道有子)

インドネシアでは、新年度が始まってひと月余りが過ぎました。新一年生たちが学校に馴染んできた頃でしょうか。朝の通学ラッシュには、遅刻しそうな中高生ライダーが道を飛ばしていく光景もお…

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ウォノソボライフ(19): ドレッドヘアは災いを呼ぶか? 〜ゲンベルとルワタンについて〜(神道有子)

ちょっとこちらをご覧ください。髪の一部がねじねじになって伸びている子供というのを、ウォノソボではしばしば見かけることがあります。中途半端だな、切っちゃえばいいのに!と思いますか?…

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ロンボクだより(21) :砂ぼこりの舞う季節に1年前を想う(岡本みどり)

本格的な乾季に入り、地表がカラッカラに乾くようになりました。ひとたび風が吹くと砂ぼこりが舞います。砂や塵が入って喉を傷めやすいのもこの時期です。私も少しばかり喉をやられています。…

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ウォノソボライフ(18) :明文化されないジャワ仕草(神道有子)

断食月も終わり、いよいよ乾季に入ってきた今日この頃。爽やかで過ごしやすい気候で、早くも高原の方では霜が降りています。さて、断食後といえば、祝宴ラッシュ!飲食を前提とするイベントご…

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ロンボクだより(20): 朝のフルーツは金?(岡本みどり)

インドネシアはトロピカルフルーツの宝庫です。色鮮やかで元気いっぱいのフルーツたち。市場で見かけると、ついつい何かしら買ってしまいます。今回はそんなフルーツにまつわる話です。果物を…

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ウォノソボライフ(17) :魔のT字路と、坂の町の交通事情(神道有子)

ここ最近、ことさらに日本では痛ましい交通事故の報道を耳にしますね。乗り物は、一度アクシデントが起きると人間にはどうしようもなくなるのが怖いところ。ウォノソボには昔から、事故が頻繁…

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トラジャ・サダンのオリジナルの布を求めて(松井和久)

スラウェシ島のトラジャと言えば、トラジャ・コーヒー、舟形住宅のトンコナン・ハウス、壮大で何日も続けられる葬式、しゃれこうべが置かれたままの岩石墓地や鳥葬の跡、などで有名です。南ス…

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ウォノソボライフ(15) 一晩でできた湖?メンジェル湖をめぐる伝説(神道有子)

古今東西、命の源である水は、人間にとって大きな関心を寄せるものであり、一方で海や川、そして湖といった場所には、人知の及ばない何かがあると考えられてきました。聖剣エクスカリバーが眠…

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ロンボクだより(17) :「ルダット体操」はじまりました(岡本みどり)

昨年の震災後、私は、震災で大きな被害を受けた北ロンボクに再び観光客が戻ってくるように、地元ならではの文化や価値観に触れられるようなツアーを作ろうと動いています。色々な人に「ロンボ…

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インドネシアで美味しいイチゴを作りたい! ~元現採・たくいさんの挑戦~(大島空良)

インドネシア、とくにジャカルタでは、20代の若者がインドネシアの会社で現地採用(通称:現採)として働くことが増えています。ジャカルタでしばしば開かれる同年代のインドネシア在住日本…

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ロンボクだより(16):とりあえず結婚、とりあえず離婚(岡本みどり)

ロンボク島の人々の暮らしで解せないことがいくつかあります。決して理解できない、したくもない!という意味ではなく、私の考えとかけ離れすぎていて、ある種のカルチャーショックを感じると…

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ウォノソボライフ(13) ポテト王国ディエン(神道有子)

「これ、ディエンの親戚にもらったからよかったらどうぞ」ある日ご近所さんからもらったお裾分け、中身はじゃがいもでした。ウォノソボ県の北部に広がるディエン高原は、一大じゃがいも産地と…

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