昨年の震災後、私は、震災で大きな被害を受けた北ロンボクに再び観光客が戻ってくるように、地元ならではの文化や価値観に触れられるようなツアーを作ろうと動いています。
色々な人に「ロンボク独自のもの、北ロンボクならではのものって何だろう?」と聞き歩いているときに、親戚の一人がルダット(Rudat)の名を挙げました。
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西ヌサトゥンガラ州の州都マタラムから、結婚を機に長閑な北ロンボクに移住して6年半の間、ルダットという単語は聞いたことがありませんでした。
何それ?と尋ねる私に、「北ロンボクのトレンガン地域発祥の踊りでねぇ、こんなのだよ」と、その人は写真を見せてくれました。そこには軍服のような服を着ている男性の姿が。これが踊り?でもトラディショナルな雰囲気はあるな。
「へえ、いいね! ルダットはどこで見ることができるの?」
「うーん、何かイベントがあるときに県庁前の広場とかでやってるよ」
チャンスはあまり数多くはなさそうだなぁ。
でも見てみたいなと思っていたところ、被災した子ども向けのイベントで初めてルダットを見ることができました。
これがそのときの写真です。
読者コメント
匿名
一般公開 ルダット体操、面白そうですね。 Youtubeで見られる...