よりどりインドネシアの読者の皆様、こんにちは。
これからは『よりどりインドネシア』の月上旬号にロンボク地震から今日までの人々の歩みを、下旬号にこれまでと同じくささやかな日々のロンボク暮らしのエッセイを書いてまいります。下旬号でもどうぞよろしくお願いいたします。
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娘の小学校では3月15日(月)から約一週間のテスト期間に入りました。二学期の中間テストです。そこで、今回は娘の小学校のテスト事情について書いてみますね。
遡ること3ヵ月・・・。ちょうど一学期の期末テストの話です。
娘は小学一年生で、そのときのテストが生まれてはじめてのテストでした(本来でしたらその前に中間テストがあるのですが、その頃はコロナで通学ができなかったため見送られました)。
小学校の授業の様子
私は義姉たちから「インドネシアでは小学校でもテスト期間があり、もしも点数がよくなければ留年もありうる」と聞いていました。はじめは小学生で留年だなんてずいぶんと厳しいなぁと思いました。私の娘は家での創作活動を好み、あまり真面目に学校へ行きませんので、大丈夫かしらんと思いました。
一方、入学してから約半年のあいだ、娘たちはコロナのせいで例年の質量には程遠い授業しか受けていませんでした。テストするほどの学習知識もないような・・・?? 親としては疑問に感じるところもありました。
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さて、テストの当日。娘は校舎の一番端の教室を指定されました。
はじめに、早く到着した生徒数名でその教室の掃除をします。
その後、チャイムの音とともに着席・・・ですが、娘の指定された教室は、机と椅子がない空き教室でしたので、先生の指示で、みんなで車座になりました。
先生からテスト用紙が配られます。
一人ひとり、自分の前にテスト用紙をおいて鉛筆を握っている子どもたち。
しかし、早速ざわつき始めました。なぜなら・・・
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