よりどりインドネシア

2018年10月09日号 vol.31

今はなきパルのカイリ料理レストラン(松井和久)

2018年10月09日 00:04 by Matsui-Glocal
2018年10月09日 00:04 by Matsui-Glocal

1995〜2001年、在マカッサルJICA長期専門家(地域開発政策アドバイザー)を務めていた際にも、中スラウェシ州の州都パルをよく訪問しました。以下は、その時の思い出話です。

パル及びその周辺には地元民のカイリ族の世界です。もっとも、南スラウェシから移住してきたブギス族やマンダール族も多く住んでいます。

何度も来ているパルですが、当時、取り立ててめぼしい特色のあるレストランに出会うことはありませんでした。

そんななか、2000年4月下旬にパルを訪れた際、地元の友人にカイリ料理のレストランに案内されました。これが意外においしかったのを覚えています。

そのレストランは、ガトット・スブロト通りにあった、ソウ・タンピランギ(Rumah Makan Sou Tampilangi)という名前の店でした。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

食彩インドネシア(2):ルンダンは料理名ではなく料理法(松井和久)

2022年05月07日号 vol.117

骨の髄までしゃぶりまスープ(松井和久)

2019年12月08日号 vol.59

プカンバルでムラユ料理の魅力にハマる(松井和久)

2019年11月10日号 vol.57

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2024年04月27日

いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…