情報ウェブマガジン「よりどりインドネシア」では、これまでも何度かインドネシアへの中国投資について触れてきましたが、現状はどうなっているのか、ここで少し触れておきたいと思います。
2018年4月12~14日、ルフット・パンジャイタン海事担当調整大臣が中国を公式訪問しました。この席で、インドネシアと中国は、中国の一帯一路構想に基づき、5案件、総額233億ドルの協力協定に調印しました。
この5案件には、北カリマンタン州カヤン川の水力発電所建設(20億ドル)、石炭を原料とするジメチルエーテル(DME)製造開発(7億ドル)、北カリマンタン州カヤン川水力発電所の合弁企業への投資(178奥ドル)、バリ州での発電所の合弁企業への投資(16億ドル)、製錬所(12億ドル)が含まれています。
北カリマンタン州を流れるカヤン川(出所)http://beritadaerah.co.id/2017/05/16/luhut-tawarkan-plta-sungai-kayan-kalimantan-utara-di-tiongkok/
このほか、同時に、電気自動車・二輪車開発と北カリマンタン州タナクニン・マンクパディ工業団地建設に関する覚書も調印されました。
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