2018年6月27日は、17州、115県、39市の計171自治体で行われた、統一地方首長選挙の投票日でした。
各投票所では、投票終了後すぐに、各候補ペアの支持者代表や住民が見守るなか、一票一票、確認しながら開票が進められます。開票終了後、各候補ペアの支持者代表の署名をもって、正式な投票時レベルでの開票結果となり、投票箱に入れたまま、上位レベルへ送られます。
選挙委員会(KPU)は投票所ごとの開票結果をウェブで公開するので、そのデータが実際の投票所で見たデータと同じかどうか、検証できる仕組みになっているようです。ただし、7月8日時点では、選挙委員会のウェブサイトにはつながれず、まだ公表されていない様子です。
今回の地方首長選挙については、候補者分析や各政党が候補者ペアを支持するに至った経緯など、細かく調べれば調べるほど、ローカルレベルの政治構造を理解するためのとても興味深い結果が出てきそうです。
ただし、入票結果速報の出ているのが現時点では州知事選挙のみとなっているため、今号と次号に分けて、その17州の州知事選挙の結果を見ていき、次号で州知事選挙全体から見えることをまとめることにします。
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