ときどき、どうしても食べたくなるジャワ料理があります。それは、クレンセンガン(krensengan)という煮込み料理です。
今回ご紹介するのは、東ジャワ州ルマジャンで食べたヤギ肉のクレンセンガンです。
この時に食べたのは、ルマジャンの中心部にあるDepot Kemayoranという小食堂です。目的は、この店の名物の「クレンセンガン・カンビン」(Krensengan Kambing)、ヤギ肉のクレンセンガンをいただきました。
クレンセンガンは、赤ワケギ、ニンニク、コリアンダー、胡椒、ナツメグなどを使った甘辛の汁で、肉を煮込んだ料理です。これでお値段は2万ルピアでした。
これを白いご飯にかけて食べるのですよ。
ヤギ肉はトロッと柔らかく、汁とよくなじんで、ご飯との相性は絶妙です!
うふふ、まさに至福のとき。うわーっ、ご飯と汁のハーモニーがたまりません。ほんと、言葉はいらない、っていう感じです。
このときは、午後4時過ぎという中途半端な時間でしたが、用務でエネルギーを消耗したせいもあり、しっかり完食しました。
付け合せは、毎度おなじみの面々。
クレンセンガンは、中ジャワや東ジャワではわりとどこでも食べられる、ありふれた料理なのですが、何も期待していなかったルマジャンで食べられたということで、評価を高めてしまったかもしれません。
(松井和久)
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