ふらっと訪れたところで、予想外の面白い光景に出会うことがあります。
今から10年近く前、南スラウェシ州エンレカン県メンダッテ村を訪れたのですが、そのときに訪問したある村人の家で、ビパン(Bipang)と呼ばれるもち米の菓子を手作りで作っていました。
ビパンはインドネシアの各地にあるお菓子で、場所によってそれぞれ若干違う名前で呼ばれていますが、見た感じは、東京の雷おこしを大きくしたようなお菓子です。
この村では、4つの味があります。もち米とヤシ砂糖などを混ぜ、平らな台に伸ばして、定規を当てて切っていく、という素朴な作り方でした。
まず、もち米とヤシ砂糖などを混ぜます。もち米は市場で買ってきたものです。
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