2021年07月08日号 vol.97
よりどりインドネシア第97号を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ州ゴワ県の農村で出会った元気な子どもたちです(2004年9月22日撮影)。▼変異株の猛威で新型コロナ感染拡大の事態は深刻さを増しています。そんななか新型コロナ予防治療薬としてイベルメクチンへの関心が高まっています。松井がその状況について書きました。▼岡本さんの連載は、2018年のロンボク地震の本震のときの様子を書いています。ご自身の体験に基づいた切迫感のある中身となりました。▼石川さんは前回に引き続き、悲しい道化師たちについて書きました。参照した論文から知識人の彼らへの見方がうかがえて興味深いです。合わせて様々な路上の人々にも触れています。▼横山さんは南スマトラ州の州都パレンバンを取り上げ、街の歴史、華人の役割、アジア大会開催の光と影、名物料理のペンペなど、様々な角度からパレンバンの魅力を語っています。▼映画往復書簡の今回は、轟さんがパプアを題材とする作品を紹介していますが、パプアの現状や構造的な問題に切り込む作品はまだ見られないことを指摘しています。▼今号はインドネシアの新型コロナ感染が急拡大するなかでの発行となりました。状況が改善へ向かうにはまだ時間がかかりそうですが、「よりどり」も状況を注視していきます。引き続きご愛顧のほどをよろしくお願いいたします。
よりどりインドネシア第164号を発行しました。カバー写真はジョグジャカルタの王…
よりどりインドネシア第163号を発行しました。カバー写真は、事故で渋滞する西ス…
よりどりインドネシア第162号を発行しました。カバー写真は、北スマトラ州メダン…