2023年08月07日号 vol.147
よりどりインドネシア第147号を発行しました。カバー写真は、食べた分を支払うパダン料理の一種で、ナシ・カパウと呼ばれる西スマトラ州内陸部パヤクンブの料理です(2019年6月21日撮影)▼スラウェシ市民通信の第5回は、トラジャ地方のパラミシと呼ばれる闘鶏の話。元々は喪に服す家族を慰める行事だった闘鶏。なぜ彼らは警察の目を盗んでまで闘鶏に打ち込むのでしょうか。▼バリのガルンガンのお供えの準備に励むネナさん。彼女の母親は改宗者でお供えの準備は祖母に教えてもらったのだとか。同じ改宗者である岡本さんが自分をネナさんの母親に重ねて思考します。▼石川さんは、先日インドネシアを訪問した天皇陛下とオランダ国王とを比較考察した新聞論評を紹介。日本とオランダの謝罪の形の違いの指摘にインドネシア知識層の見解の一側面を見ます。▼太田さんはインタン・パラマディタの新作長編小説を題材に、細部のリアルを重視しつつもきれいにまとめない、リアルなおとぎ話という彼女独自のスタイルに迫ります。▼映画往復書簡の今回は、轟さんが前々号の横山さんの論考へのコメントの後、一夫多妻制とパダン料理とミナンカバウの母系制を絶妙にミックスさせたコメディ『何でも一緒』を紹介します。▼いつもご愛顧いただき、ありがとうございます。今号も様々なインドネシアを楽しんでいただければ幸いです。引き続き、よろしくお願いいたします。
いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…
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