2024年01月08日号 vol.157
新年おめでとうございます。よりどりインドネシア第157号を発行しました。カバー写真は、バタム島からレンパン島に渡ったところにあるドラゴンフルーツ・カフェです(2010年10月9日撮影)。辰年と松井記事に合わせてセレクトしてみました。▼太田さんは、辰年にちなんでジャワの龍を特集。ワヤンの中の龍アンタボガにちなんだ神話、ジョグジャカルタ王宮の二匹の龍、スマランの幻獣ワラック・ングンドッグなどを紹介しています。▼岡本さんの2018年ロンボク地震後の状況に関する連載は、避難生活から日常生活へ変わっていくなかでの義母の変化について。家族内での葛藤とあれでよかったのかとの反省が心に迫ってきます。▼石川さんは昨今の離婚事情について取り上げました。婚姻率の低下、離婚率の増加が進むなか、世代間での人生に対する価値観の違いとともに、現実的なミレニアル世代の姿が浮かび上がります。▼独特のバティックで有名な中ジャワ州北海岸のラスムはかつて華人街で一世を風靡しましたが、今や華人の姿はありません。横山さんはラスムを歩きながら華人街の盛衰史を綴っていきます。▼松井がNNAに連載中の「続・インドネシア政経ウォッチ」を再掲。今回はレンパン島での立ち退き反対運動、ギブランとカエサン、フィルリとシャフルル、政治王朝化などを取り上げました。▼日本では能登半島地震、羽田空港航空機事故など厳しい新年の幕開けとなりましたが、皆さまにとって良き年となることを願っております。本年も『よりどりインドネシア』をどうぞよろしくお願いいたします。
いつも『よりどりインドネシア』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。 2…
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