よりどりインドネシア

2024年04月08日号 vol.163

「芸術」に関連する記事

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第25信:父子ロードムービー『三日月』に見る イスラーム信仰のあり方(轟英明)

横山裕一様コロナウイルス、特に変異株が猛威を振るっている昨今ですが、横山さんはお元気でしょうか?私の方は日本政府が一応手配したと言われている特別便に乗るわけでもなく、妻や3人の子…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年08月08日号 vol.99

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第16信:映画『スギヤ』と俳優・鈴木伸幸さん(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回は「使用言語からみたインドネシア映画史」をありがとうございました。まさに、映画における使用言語は作品制作時の国家統治権力者の意向が大きく反映されているこ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年03月22日号 vol.90

ムラピ山の幽精キ・ジュル・タマンの話(その1)(太田りべか)

ムラピ山の火山活動がまた活発になってきている。2021年1月4日に溶岩流の噴出が確認され、9日には7回にわたって、ムラピ山から西へ向かって流れて中ジャワ州とジョグジャカルタ特別州…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年01月22日号 vol.86

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第13信:映画内言語選択の政治性(轟英明)

今回の第13信ではこの『見舞い』など全編ジャワ語の映画について、後ほどメインに論じます。横山裕一様遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年01月22日号 vol.86

ラサ・サヤン(13):~インドネシアの作家、エカ・クルニアワン~(石川礼子)

インドネシアには一体、どんなタイプの作家がいるのか、興味ありませんか?「インドネシアの著名作家」というと、すぐに名前が出てくるのは、『人間の大地』(原題:BumiManusia)…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年01月08日号 vol.85

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第12信:テーマ追求とタイミング、映画のジレンマ(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様新年明けましておめでとうございます。大晦日の夜からの大雨で大洪水の正月となった昨年とはうってかわって、今年のジャカルタの元日は青空の広がる気持ちの良い幕開け…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年01月08日号 vol.85

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第10信:インドネシアのドキュメンタリー映画(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回のサッカー2部作映画『ガルーダを胸に』は、轟さんもおっしゃる通り、2作目のほうが内容も深まり見応えがありましたね。また、私が書き忘れていたところ、轟さん…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年12月07日号 vol.83

犬婿入り譚(太田りべか)

十数年前の話になるが、エカ・クルニアワン(Eka Kurniawan)著の小説 "Cantik ItuLuka"(邦題『美は傷』)を翻訳したことがある。この小説の中に、パジャジャ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年10月22日号 vol.80

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第4信:地方舞台の映画の意義(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様ガリン・ヌグロホ監督作品、『天使への手紙』(Surat untukBidadari)のご紹介ありがとうございます。観ごたえある作品ですね。轟さんもご指摘のよ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年09月07日号 vol.77

往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第1信:『ゴールデン・アームズ』の挑戦と挫折(轟英明)

横山裕一 様先日は、「よりどりインドネシア」のオンライン・オフ会にてお話しできて大変楽しかったです。今もコロナ禍の最中ですが、くよくよしても仕方ない以上、精神の健康を保つのが大事…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年08月08日号 vol.75

カツラ、マフラー、そして映画 ~もっと知ってほしい中ジャワ州プルバリンガ県~(松井和久)

中ジャワ州の南西に位置するプルバリンガ(Purbalingga)県。西隣にはプルウォクルトを県都とするバニュマス県があり、北はプマラン県と接しています。また、東・南隣はバンジャル…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年03月10日号 vol.65

ウォノソボライフ(26):音なき世界の子供たち(神道有子)

2020年、年が明けてすぐのこと。ウォノソボのとある学校で、一冊の本が出版されました。全84ページの小ぶりな冊子ですが、ここに掲載されているのは聴覚障害を持つ生徒たちが心中を綴っ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年02月24日号 vol.64

パプアのラタパン(哀歌)を追いかける ~セプティナ・ロサリナ・ラヤンさんの挑戦~(松井和久)

インドネシアの最東部に位置するパプアは、今も、その他のインドネシアから差別や迫害を受けているという話の絶えない場所です。それだけでなく、外来資本によるオイルパーム農園開発などによ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年02月09日号 vol.63

ウォノソボライフ(25):レンゲル舞踊 〜その変化と継承の現場〜(神道有子)

「あなたの『インドネシア』はどこから?」と問われたら、どんな答えが多いのでしょうか。実に様々な切り口から触れることができる国ですが、少なくない数の外国人が伝統芸能に惹かれてインド…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年01月23日号 vol.62

いんどねしあ風土記(10):「忘れてはならない」20年越しの真実を求める草根の叫び 〜西ジャワ州デポック~(横山裕一)

インドネシアが民主化、「改革の時代」と言われるようになって20年余り。1998年5月、スハルト長期独裁政権が終焉を迎えるまでには、多くの民主化を叫ぶ人々が政府当局や国軍から弾圧を…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年01月23日号 vol.62

プンチャック・シラットのユネスコ無形文化遺産登録に寄せて(早田恭子)

2019年12月13日、コロンビアの首都ボゴタで開催中のユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会より、インドネシアが申請していた「プンチャック・シラットの伝統」とマレーシアによる…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2019年12月23日号 vol.60

いんどねしあ風土記(8):ジャワ島に生き続ける「南海の女王伝説」のメッセージ 〜西ジャワ州プラブハン・ラトゥほか~(横山裕一)

ジャワ島からバリ島にかけての南海岸には、有名な「南海の女王伝説」がある。女王の名は「ニィ・ララ・キドゥル」「ニャイ・ロロ・キドゥル」などと地域によって様々な呼び方があるが、一般的…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2019年11月22日号 vol.58

ロンボクだより(17) :「ルダット体操」はじまりました(岡本みどり)

昨年の震災後、私は、震災で大きな被害を受けた北ロンボクに再び観光客が戻ってくるように、地元ならではの文化や価値観に触れられるようなツアーを作ろうと動いています。色々な人に「ロンボ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2019年03月09日号 vol.41

YouTubeで、日本の観光の魅力を伝えたい! 新しい挑戦を始めました(大島空良)

東京五輪、大阪万博を控え「インバウンド」という言葉は、もはや日本のビジネス・トレンドの一つとしての地位を築いているのではないでしょうか。インドネシアもその例に漏れず、日本への旅行…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2019年02月07日号 vol.39

ウォノソボライフ(12):ブンドゥンガン 〜田園生まれのミュージック〜(神道有子)

ちょっとこちらをご覧ください。竹で編んだゴザのような覆いを、つっかえ棒で支え、その中に座り込む人。皆さんは、こうした光景を見たことがありますか?実はこれ、ブンドゥンガン(Bund…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2018年12月23日号 vol.36

バックナンバー(もっと見る)