よりどりインドネシア

2024年04月08日号 vol.163

「経済」に関連する記事

高速鉄道に賭けたはかなき夢の行方(松井和久)

政府によると、インドネシアのジャカルタ=バンドン間の高速鉄道建設は、すでに79%の工事を完了し、2023年開業の予定です。しかしここに来て、建設費の大幅な増加をはじめとして、新た…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年10月22日号 vol.104

ラサ・サヤン(21):“GoTo” アナック・バンサ! ~ゴジェックとトコペディア~(石川礼子)

"GoTo"と聞いたら、昨年中断した、日本政府の推進した「GoToキャンペーン」と思った方もいらっしゃるかもしれません。でも、インドネシアの"GoTo"というのは、"Gojek"…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年09月07日号 vol.101

コモド国立公園の観光開発をめぐる懸念(松井和久)

経済開発か環境保護か。この古典的な問題は、昔も今も、豊かになっていく国々にとって避けて通れないものです。もちろん、インドネシアもその例外ではありません。しかも、豊かな資源に恵まれ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年08月08日号 vol.99

感染拡大の陰でイベルメクチン狂騒曲 ~新規感染者3万人超、事態はさらに悪化の様相~(松井和久)

2021年7月6日、インドネシアの新型コロナウィルス新規感染者数が1日3万1189人となり、初めて3万人を超えました。2万人を超えてからわずか12日後でした。そして翌7月7日はさ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年07月08日号 vol.97

サンギヘ諸島県副知事の変死をめぐって(松井和久)

スラウェシ島とフィリピン領ミンダナオ島との間には、サンギヘ諸島とタラウド諸島という大きく二つの諸島があります。これらの領域はかつてサンギヘ・タラウド県という一つの県でしたが、20…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年06月23日号 vol.96

「国産品を愛せ、外国産品を嫌え」~大統領発言の裏側~(松井和久)

冒頭のタイトルは、3月4日、ジョコ・ウィドド(通称・ジョコウィ)大統領が商業省全国作業部会で行なった開会挨拶の一節です。大統領は商業省に対して、国産品市場を発展させるための政策・…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年03月22日号 vol.90

新型コロナ禍で耐えるインドネシア経済 ~マイナス成長下での失業と貧困~(松井和久)

2021年2月5日、インドネシア中央統計庁(BPS)は2020年のGDP成長率がマイナス2.07%だったと発表しました。四半期別では、前年同期比で、2020年第1四半期が2.97…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年02月22日号 vol.88

ガソリン車から電動車へ ~電気自動車時代を目指す2つのロードマップ~(松井和久)

インドネシアを訪れると、必ずや、道行く自動車のほとんどが日本企業による「日本車」であることに気づかれることと思います。正確に言うと、インドネシアの日系現地法人が製造したインドネシ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年02月07日号 vol.87

2021年、国営企業は海外を目指す(松井和久)

日本のメディアでは報じられませんでしたが、2020年11月4~6日、エリック・トヒル国営企業大臣ら一行が日本を訪問し、西村経済再生担当大臣はじめ政府関係者や民間企業関係者と面会し…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年11月22日号 vol.82

再登場した食料基地プロジェクト(松井和久)

新型コロナウィルス感染拡大が続くなか、国連食糧農業機関(FAO)は世界に向けて食料の安全保障の必要性を訴えています。インドネシアでも、新型コロナウィルス感染拡大の影響が長期化し、…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年11月07日号 vol.81

雇用創出法(オムニバス法)反対デモ暴動化の背景(松井和久)

筆者は前号(『よりどりインドネシア』第79号)で、2020年10月5日に国会で成立した雇用創出法(オムニバス法)の概要を説明しました。おさらいになりますが、同法の目的は、様々な関…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年10月22日号 vol.80

政府は雇用創出法(オムニバス法)の成立をなぜ急いだのか(松井和久)

インドネシア国会は2020年10月5日、雇用創出法(UU CiptaKerja)を成立させました。国会法務委員会での審議は10月3日に終了したばかりで、そのわずか2日後に成立とい…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年10月07日号 vol.79

オイルパーム農園開発と闘う慣習法社会 ~中カリマンタン州キニパンの土地紛争~(松井和久)

経済開発に付随して起こる、開発する側と開発される側との間で生じる土地紛争は、インドネシアでは、1960年代から続く大きな問題です。大統領府土地問題解決促進チームによると、2016…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年09月07日号 vol.77

2021年度予算案と今後の経済の展望(松井和久)

インドネシアにおける新型コロナウィルス感染拡大は、当初、ピークと見なされた8月になっても収束の気配は見えず、2020年内、あるいは来年まで続くのではないかという声が出始めています…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年08月23日号 vol.76

インドネシア米農業の現状を概観する(松井和久)

新型コロナウィルス感染症が世界中へ拡大し、対策もワクチンも不確かな状態がまだしばらく続きそうです。もはや元の世界へは戻れないと人々は自覚し、コロナとともに生きる「新しい日常」への…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年08月08日号 vol.75

感染対策から経済回復へ舵を切ったジョコ・ウィドド政権(松井和久)

新型コロナウィルスの感染拡大の影響は、予想通り、長期化の様相を見せています。日本を含む多くの国々で、感染拡大の第二波を警戒しつつも、経済を回す必要から、コロナとの共存を前提とした…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年07月22日号 vol.74

コロナ禍での中国人労働者の入国許可問題(松井和久)

インドネシアでの新型コロナウィルス感染状況は、世界各国から見ると、数のうえでは少ないように見えますが、まだまだ予断を許さない状況にあります。2020年7月6日現在、これまでの感染…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年07月08日号 vol.73

インドネシアと新型コロナウィルス対策(5):インドネシア経済への影響と政府の新型コロナウィルス対策(松井和久)

●インドネシア国内の感染推移状況は日本と似ているまず初めに、2020年4月23日発行の前号(『よりどりインドネシア』第68号)以降、2020年5月7日までの、インドネシア国内にお…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年05月07日号 vol.69

イスラム指導者による新疆ウイグル自治区訪問の意味(松井和久)

インドネシアは、世界中で最も国内のイスラム教徒人口の多い国です。インドネシアのイスラム教徒が過激化・急進化し、欧米諸国や日本と敵対する国になることは、どうしても避けなければならな…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年01月23日号 vol.62

コナウェ県の架空村騒動と村落資金(松井和久)

2019年11月4日、スリ・ムルヤニ財務大臣が国会第9委員会において、「村落資金(DanaDesa)を受け取るために、実体のない架空村が作られているとの報告がある」と発言し、注目…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年01月08日号 vol.61

バックナンバー(もっと見る)