よりどりインドネシア

2024年04月23日号 vol.164

「政治」に関連する記事

消えた詩人(太田りべか)

2020年10月29日から11月8日まで、Ubud Writers & Readers Festival: KEMBALI2020がオンラインで開催されていた。そのプログラムの中…

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パプア特別自治の行方と分離独立運動の今後(松井和久)

毎年12月1日は、インドネシア治安当局にとって最も注意すべき日の一つとなっています。なぜなら、この日は、インドネシアからの独立を主張する独立パプア運動(OPM)などの分離主義者が…

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2021年、国営企業は海外を目指す(松井和久)

日本のメディアでは報じられませんでしたが、2020年11月4~6日、エリック・トヒル国営企業大臣ら一行が日本を訪問し、西村経済再生担当大臣はじめ政府関係者や民間企業関係者と面会し…

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再登場した食料基地プロジェクト(松井和久)

新型コロナウィルス感染拡大が続くなか、国連食糧農業機関(FAO)は世界に向けて食料の安全保障の必要性を訴えています。インドネシアでも、新型コロナウィルス感染拡大の影響が長期化し、…

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雇用創出法(オムニバス法)反対デモ暴動化の背景(松井和久)

筆者は前号(『よりどりインドネシア』第79号)で、2020年10月5日に国会で成立した雇用創出法(オムニバス法)の概要を説明しました。おさらいになりますが、同法の目的は、様々な関…

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政府は雇用創出法(オムニバス法)の成立をなぜ急いだのか(松井和久)

インドネシア国会は2020年10月5日、雇用創出法(UU CiptaKerja)を成立させました。国会法務委員会での審議は10月3日に終了したばかりで、そのわずか2日後に成立とい…

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新型コロナウィルス感染対策に打つ手はないのか ~政府・保健省の不作為?~(松井和久)

インドネシアでジョコ・ウィドド大統領が正式に新型コロナウィルス感染を発表した2020年3月2日から6ヵ月余が過ぎました。新型コロナウィルス感染拡大は収束の気配もなく、新規感染者は…

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いんどねしあ風土記(21):「国籍剥奪」ー 祖国を失った元留学生たち 〜中ジャワ州ソロ(スラカルタ)~(横山裕一)

1965年に起きた共産党系の若手将校によるクーデター未遂事件「9・30事件」を契機に、インドネシアでは権力が大きく移行するとともに、国軍が中心となった大規模な共産主義者の一掃が進…

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オイルパーム農園開発と闘う慣習法社会 ~中カリマンタン州キニパンの土地紛争~(松井和久)

経済開発に付随して起こる、開発する側と開発される側との間で生じる土地紛争は、インドネシアでは、1960年代から続く大きな問題です。大統領府土地問題解決促進チームによると、2016…

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感染対策から経済回復へ舵を切ったジョコ・ウィドド政権(松井和久)

新型コロナウィルスの感染拡大の影響は、予想通り、長期化の様相を見せています。日本を含む多くの国々で、感染拡大の第二波を警戒しつつも、経済を回す必要から、コロナとの共存を前提とした…

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コロナ禍での中国人労働者の入国許可問題(松井和久)

インドネシアでの新型コロナウィルス感染状況は、世界各国から見ると、数のうえでは少ないように見えますが、まだまだ予断を許さない状況にあります。2020年7月6日現在、これまでの感染…

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インドネシアの新型コロナウィルス対応への私論(松井和久)

●出張中に街の雰囲気が急変2020年3月1~11日、所用でインドネシアへ出張しました。3月1日にジャカルタへ到着する前に、機内で黄色い健康調査票を記入し、到着後にそれを係員に手渡…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年03月23日号 vol.66

指導者は他の宗教で挨拶してもよいのか ~挨拶の変遷と「サラーム・パンチャシラ」提案~(松井和久)

皆さんは、インドネシアでなにかの会議に出席されたことがあるでしょうか。会議に出席するインドネシアの方々は、話をする前に必ず挨拶をします。どんな挨拶をしていたか、覚えていらっしゃい…

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インドネシアのニセ王国物語(松井和久)

インドネシアは、国家元首である大統領を国民が選挙で選ぶ共和国です。もっとも、インドネシアと称される領域には、歴史的に、たくさんの大小の王国が存在してきました。大王国では、7~13…

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パプアのラタパン(哀歌)を追いかける ~セプティナ・ロサリナ・ラヤンさんの挑戦~(松井和久)

インドネシアの最東部に位置するパプアは、今も、その他のインドネシアから差別や迫害を受けているという話の絶えない場所です。それだけでなく、外来資本によるオイルパーム農園開発などによ…

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イスラム指導者による新疆ウイグル自治区訪問の意味(松井和久)

インドネシアは、世界中で最も国内のイスラム教徒人口の多い国です。インドネシアのイスラム教徒が過激化・急進化し、欧米諸国や日本と敵対する国になることは、どうしても避けなければならな…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2020年01月23日号 vol.62

いんどねしあ風土記(10):「忘れてはならない」20年越しの真実を求める草根の叫び 〜西ジャワ州デポック~(横山裕一)

インドネシアが民主化、「改革の時代」と言われるようになって20年余り。1998年5月、スハルト長期独裁政権が終焉を迎えるまでには、多くの民主化を叫ぶ人々が政府当局や国軍から弾圧を…

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コナウェ県の架空村騒動と村落資金(松井和久)

2019年11月4日、スリ・ムルヤニ財務大臣が国会第9委員会において、「村落資金(DanaDesa)を受け取るために、実体のない架空村が作られているとの報告がある」と発言し、注目…

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新首都候補地はどのような土地なのか(松井和久)

2019年5月10日発行の『よりどりインドネシア』第45号所収の「首都移転の閣議決定とその背景」で述べたように、2019年4月29日に首都移転が閣議決定されましたが、それを受けて…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2019年11月22日号 vol.58

<速報>第二次ジョコウィ内閣から何がみえるか(松井和久)

すでにご存じの通り、ジョコ・ウィドド(ジョコウィ)大統領とマルフ・アミン副大統領が2019年10月20日に就任した後、新内閣の組閣作業が進められ、10月23日朝、第二次ジョコウィ…

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