よりどりインドネシア

2024年04月08日号 vol.163

「音楽」に関連する記事

ジャカルタ寸景(9):ポルトガル集落のユニークな新年行事(横山裕一)

●新年の伝統行事「マンディ・マンディ」2024年1月7日午後、北ジャカルタにあるトゥグ(Tugu)集落の一角では大勢の人々で賑わっていた。「トゥグ」集落とは「ポルトガル」の一部か…

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いんどねしあ風土記(43):クロンチョン発祥の地・ポルトガル集落 ~ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

インドネシアを代表する大衆音楽クロンチョンは17世紀、オランダ植民地時代のバタヴィアの東郊外、現在の北ジャカルタで生まれた。発祥の地には当時の住民だったポルトガル人の血を引く子孫…

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ラサ・サヤン(26)~イスマイルとクロンチョン~(石川礼子)

●"Sepasang Mata Bola" (二つの瞳)の背景Hampir malam di Jogja(夜間近のジョグジャカルタ) Ketika keretaku tiba(…

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ラサ・サヤン(24)~奴隷からジャワ島一の金持ちに~(石川礼子)

私が住んでいるジャカルタはその昔、「バタビア」と呼ばれていました。歴史的には、1619年にオランダ東インド会社、東インド総督のヤン・ピーテルスゾーン・クーンがバンテン王国(16~…

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ラサ・サヤン(22)~インドネシア・ラヤ~(石川礼子)

●独立記念日第二次世界大戦で、日本が連合国に対して降伏してから二日後の1945年8月17日、オランダ植民地政府がオーストラリアに逃亡したままという権力の空白を縫って、当時44歳の…

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いんどねしあ風土記(31):消えゆく大衆音楽「タルリン」 ~西ジャワ州インドラマユ~(横山裕一)

2021年8月下旬、西ジャワ州インドラマユから訃報が届いた。同地域で盛んだった大衆音楽「タルリン」演奏者で長老的存在だったママ・オオット氏が長年患っていた内臓疾患で7月上旬死去し…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第20信:グレン・フレッドリーの音楽と映画の融合(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様レバラン(断食月明け大祭)休みも終わり、世間も通常に戻ろうとしています。近年新型コロナ禍になるまでのレバラン休暇の期間中は、友人が経営する西ジャワ州チアンジ…

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ラサ・サヤン(7):~私のインドネシア音楽~(石川礼子)

「インドネシアの音楽」というと、バリ島の伝統舞踊やガムランを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。もしかしたら、クロンチョンやダンドゥットをご存知の方もいらっしゃるかもしれま…

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いんどねしあ風土記(15):「インドネシアが呼びかける」コロナに向き合うパンク精神 〜ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

南ジャカルタに『マージナル』というインディーズのパンクロックバンドがいる。彼らは、自宅を「タリンバビ」という名のコミュニティの拠点として、格差社会にあえぐ人々、社会に虐げられた人…

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パプアのラタパン(哀歌)を追いかける ~セプティナ・ロサリナ・ラヤンさんの挑戦~(松井和久)

インドネシアの最東部に位置するパプアは、今も、その他のインドネシアから差別や迫害を受けているという話の絶えない場所です。それだけでなく、外来資本によるオイルパーム農園開発などによ…

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いんどねしあ風土記(10):「忘れてはならない」20年越しの真実を求める草根の叫び 〜西ジャワ州デポック~(横山裕一)

インドネシアが民主化、「改革の時代」と言われるようになって20年余り。1998年5月、スハルト長期独裁政権が終焉を迎えるまでには、多くの民主化を叫ぶ人々が政府当局や国軍から弾圧を…

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藤山一郎さんのインドネシア(脇田清之)

歌手で声楽家、作曲家、指揮者でもある藤山一郎さん(本名・増永丈夫、1911~1993年。1992年に国民栄誉賞を受賞)は、太平洋戦争中、二度にわたってインドネシア各地で活躍しまし…

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YouTubeで、日本の観光の魅力を伝えたい! 新しい挑戦を始めました(大島空良)

東京五輪、大阪万博を控え「インバウンド」という言葉は、もはや日本のビジネス・トレンドの一つとしての地位を築いているのではないでしょうか。インドネシアもその例に漏れず、日本への旅行…

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ウォノソボライフ(12):ブンドゥンガン 〜田園生まれのミュージック〜(神道有子)

ちょっとこちらをご覧ください。竹で編んだゴザのような覆いを、つっかえ棒で支え、その中に座り込む人。皆さんは、こうした光景を見たことがありますか?実はこれ、ブンドゥンガン(Bund…

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ポチョポチョをめぐるもう一つの物語(松井和久)

今のインドネシアで最も人気の踊りと言えば、ポチョポチョ(Poco-Poco)でしょう。あのおなじみの音楽がかかると、老若男女、誰もが一緒に踊り出し、楽しい気分になれるのが、ポチョ…

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バタック族の作曲家、ナフム・シトゥモランを知っていますか(松井和久)

インドネシアで音楽の得意な種族といえば、北スマトラ州のバタック族、北スラウェシ州のミナハサ族、そして、マルク州のアンボン族、などが挙げられます。彼らは、キリスト教徒(プロテスタン…

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