よりどりインドネシア

2024年04月08日号 vol.163

「スマトラ」に関連する記事

食糧基地プロジェクトは失敗を繰り返す ~背景と理由を振り返る~(松井和久)

2億8,000万人の人口を抱えるインドネシアの経済開発において、最重視されてきたのは食糧の確保です。1970年代に高収量品種の導入、化学肥料・農薬の投入によるいわゆる「緑の革命」…

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ラサ・サヤン(44)~華麗なるスリウィジャヤ王国~(石川礼子)

●マエストロの舞踊7月6日に"Panggung Maestro"(直訳:マエストロの舞台)という舞踊ショーを北ジャカルタ・パサールバルにあるGedungKesenianへ見に行き…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第67信 結婚はしたけれど ~正妻の座と商号を賭けた料理バトルコメディ『何でも一緒』~(轟英明)

横山裕一様今回紹介するドラマシリーズ『何でも一緒』(Saiyo Sakato)ポスター。一夫多妻とパダン料理とミナンカバウ社会の母系制を絶妙にミックス。名脚本家ギナ・S・ヌルの意…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第63信:「結婚大国」インドネシアの結婚コメディ最新作『母象』のステレオタイプを超えた面白さ(轟英明)

横山裕一様今回取り上げるドラマシリーズ『母象』(Induk Gajah)ポスター。バタック人母娘が主人公の結婚コメディ。アマゾンプライムで配信中。日本でも見られます!imdb.c…

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ラサ・サヤン(39)~バタック人の知恵と失われる森林~(石川礼子)

●北スマトラの自然『よりどりインドネシア』第127・128・129号で、轟さんと横山さんが昨年6月に公開された "Ngeri-NgeriSedap"(邦題:ゾクゾクするけどいい気…

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いんどねしあ風土記(42):首都ジャカルタのバタック世界 ~ジャカルタ首都特別州・北スマトラ州~(横山裕一)

多民族国家インドネシアで、3番目に人口が多い民族がスマトラ島北部に分布するバタック民族である。キリスト教徒が多く、ジャワ文化などにはない苗字を重要なアイデンティティとする独自文化…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第51信:バタック人一家のコメディドラマ 『ゾクゾクするけどいい気分』はなぜ傑作なのか?(轟英明)

横山裕一様日本に本帰国して早や2ヵ月。こちらはすっかり秋模様、日によっては冬模様とも言いたくなる天気が交互に繰り返している毎日です。目下充電中ながら、なかなか時間が取れず、インド…

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ジョグジャ・ドタバタ日記(6):「ないものはない」西スマトラ、「ないけどある」クロンプロゴ県 ―地方における大手コンビニ出店から考える―(沼澤うらら)

コロナがいったん収束し始めた3月頃から、とくに国内移動の要件であった抗原検査が免除されて以降、地方出張が堰を切ったように増え始め、7月までにジャカルタ以外ではマナド、パダン、ポン…

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いんどねしあ風土記(37)ミナンカバウ物語:現代に生きる母系社会とムランタウ ~西スマトラ州パダンパンジャン~(横山裕一)

多彩なパダン料理で有名なインドネシア西部、西スマトラ州のミナンカバウ民族。世界でも珍しい、母方の血筋で血縁集団が形成される「母系社会」を現代に引き継いでいる。また男性は大人になる…

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食彩インドネシア(2):ルンダンは料理名ではなく料理法(松井和久)

今年(2022年)は、日本の黄金週間とインドネシアのレバラン休暇が見事に重なり、多くの方々が長期休暇を楽しまれたことと思います。レバランには、多くのインドネシアのイスラーム教徒が…

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食彩インドネシア(1):インドネシア料理への素朴な疑問集(松井和久)

●はじめに食との出会いは一期一会。これは私の人生における信条のひとつです。人間は生きるためには食べなければなりません。でも、自動車に入れるガソリンや電気のように、ただ食べればいい…

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再登場した食料基地プロジェクト(松井和久)

新型コロナウィルス感染拡大が続くなか、国連食糧農業機関(FAO)は世界に向けて食料の安全保障の必要性を訴えています。インドネシアでも、新型コロナウィルス感染拡大の影響が長期化し、…

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いんどねしあ風土記(20):ヌサンタラ・コーヒー物語(後編) 〜コーヒー文化紀行~(横山裕一)

●コーヒーが導く運命「トト・コピ」~フローレス島マンガライ引き続きフローレス島マンガライ地区のコーヒー屋台にて。主人と話していると、近くで奥さんが杵と臼でコーヒー豆を粉にする作業…

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インドネシアと新型コロナウィルス対策(3):感染は中央から地方へ、州都から県・市へ(松井和久)

インドネシアにおける新型コロナウィルスの感染状況は、4月10日に感染者が全34州に広がり、以後、感染者数、死者数、治癒者の増加が続いています。国家防災庁(BNPB)による新型コロ…

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西スマトラ州2県でのクリスマス礼拝禁止をめぐって(松井和久)

インドネシアといえば、2010年人口センサスによると、人口の87.18%をイスラム教徒が占める国ですが、それに次ぐのがキリスト教徒です。キリスト教徒全体で、全人口の約1割(プロテ…

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メダンのビカ・アンボンと伝統菓子(松井和久)

北スマトラ州メダンと言えば、美味しい食べ物で名高い町です。マレー料理も中華も、そしてインド料理もそろっていて、何を食べても美味しいものです。雨季になれば、各産地からグルメをうなら…

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大統領選挙の速報結果から見えてくるもの(松井和久)

2019年4月17日、インドネシアでは、大統領選挙、国会・地方代議会・州議会・県/市議会議員選挙の投票が全国で行われました。5つの選挙を同時に行うというのは初めての試みでしたが、…

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統一地方首長選挙の結果:州知事編(その1)(松井和久)

2018年6月27日は、17州、115県、39市の計171自治体で行われた、統一地方首長選挙の投票日でした。各投票所では、投票終了後すぐに、各候補ペアの支持者代表や住民が見守るな…

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ブンクルのバティック・ブスレック(松井和久)

インドネシアを代表する繊維製品といえば、ジャワ島由来のろうけつ染め「バティック」でしょう。2009年10月2日、国連教育文化科学機関(ユネスコ)はバティックを世界遺産に認定しまし…

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バタック族の作曲家、ナフム・シトゥモランを知っていますか(松井和久)

インドネシアで音楽の得意な種族といえば、北スマトラ州のバタック族、北スラウェシ州のミナハサ族、そして、マルク州のアンボン族、などが挙げられます。彼らは、キリスト教徒(プロテスタン…

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