2022年07月09日号 vol.121
よりどりインドネシア第121号を発行しました。カバー写真は、北スマトラ州ニアス島の伝統家屋です(2011年10月15日撮影)。ニアス島は住民の9割以上がキリスト教徒(主にプロテスタント)です。▼マレーシア・サバ州の収容所で過去2年間にインドネシア人移民労働者149人が死亡との報告がありました。いったい何が起こったのでしょうか。日本への送り出しも含め、松井が移民労働者の光と陰を論じました。▼10年ほど前、松井はBOP層と呼ばれる低所得層の家庭訪問を行いました。今回はスラバヤでのある家庭への訪問記録です。この家庭では水道が1日2時間しか使えない生活を強いられていました。▼岡本さんの連載は月前半が2018年のロンボク地震の記録です。今回は義兄のいた4,000人規模の避難地の様子です。トイレ、マンディ(沐浴)、女性の生理用品はどうしていたのでしょうか。▼映画往復書簡の今回は、満を持して轟さんがジョコ・アンワル監督の集大成的作品『呪いの地の女』を取り上げます。あらすじを丹念に追いながら、そこに描かれる恐怖の4段階を解説します。▼松井がNNA Asiaに月2回連載中の『続・インドネシア政経ウォッチ』の第19~24回(食用油価格高騰、大統領3期目論、パーム油禁輸など6本)を全文無料公開にて再掲しました。▼今号で本誌発刊から6年目に入りました。毎月2回、欠号もなく発行できているのも読者の皆様のおかげです。深く感謝申し上げますとともに、引き続きのご愛読のほどをよろしくお願いいたします。
記事テーマ:インドネシア政経ウォッチ
筆者(松井和久)は、2021年6月より、NNAASIAのインドネシア版に月2回(第1・3火曜日)に『続・インドネシア政経ウォッチ』を連載中です。800字程度の短い読み物として執筆しています。NNAとの契約では、掲載後1ヵ月以降に転載可能となっています。すでに読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、過去記事のインデックスとしても使えるかと思いますので、ご活用ください。 * 第19回(2022年3月1日) 鉱石採掘に係る土地紛争が急増 * 第20回(2022年3月15日) ロシア―ウクライナ問題への微妙な反応 * 第2…
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