2022年02月23日号 vol.112
よりどりインドネシア第112号を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ州トラジャでコーヒーチェリーを集荷する女性たちです(2007年9月3日撮影)。▼長年にわたって不当な差別の対象となってきたハンセン病快復者。石川さんは、インドネシアでのハンセン病の正しい理解の普及と快復者の人権を守る活動に取り組む人々について書きました。▼岡本さんの連載は、ロンボクでヴィラを経営する外国人が近隣で清掃スタッフを雇えない現状について。それはなぜでしょうか。地元の人々の視点からはこの問題がどう見えているでしょうか。▼神道さんの連載は、品薄になった輪ゴムと今の子どもの遊びとの関係から、大人の昔ながらの遊びや、動物と博打との関係にまで触れていきます。ウォノソボの遊びワールドが浮かび上がります。▼闘う女性作家シリーズは、太田さんが最も注目するインタン・パラマディタの登場です。オーストラリアの大学で教鞭をとり、海外でも評価される彼女、その筆力と鋭さは読者を圧倒します。▼映画往復書簡は、横山さんがプロパガンダ映画を取り上げます。9・30事件、ハビビ、ジョコウィ、アホックのほか、パプアが舞台の警察制作映画も。追伸で『悪魔の奴隷』にも触れます。▼松井がNNA ASIAに月2回連載中の『続・インドネシア政経ウォッチ』、今号では2021年9~11月掲載分を転載・再掲しました(無料全文公開)。▼今号は6本とにぎやかな編成になりました。いくつものインドネシアを伝える本誌を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
記事テーマ:インドネシア政経ウォッチ
筆者(松井和久)は、2021年6月より、NNAASIAのインドネシア版に月2回(第1・3火曜日)に『続・インドネシア政経ウォッチ』を連載中です。800字程度の短い読み物として執筆しています。NNAとの契約では、掲載後1ヵ月以降に転載可能となっています。すでに読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、過去記事のインデックスとしても使えるかと思いますので、ご活用ください。今回の掲載記事は以下の通りです。 * 第7回(2021年9月7日) アフガニスタン政変の影響 * 第8回(2021年9月21日) インドネシアでの外資は主…
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