2022年01月08日号 vol.109
2022年最初のよりどりインドネシア(第109号)を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ州マカッサル沖の離島で出会った女の子たちです(2005年9月4日撮影)。▼新年早々、新型コロナ対応と国産ワクチン開発を担うエイクマン研究所を含むほぼすべての研究機関が国家イノベーション調査研究庁(BRIN)に統合されました。松井がその背景と問題点を探りました。▼毎月前半の岡本さんは2018年ロンボク地震の記録です。今回はメディアの取材を受けた経験についてです。メディア側も現場の惨状に直面して取材に悩む姿に共感を寄せる岡本さんです。▼石川さんはクロンチョン作曲家としても知られるイスマイル・マルズキを取り上げ、彼の生い立ちを綴るとともに、実際の歌詞を挙げて戦争歌とは思えない美しさがあることを知らせてくれます。▼映画往復書簡の今回は、轟さんがオランダ側からインドネシア独立戦争を描いた『東』De Oostを取り上げます。なぜこれが昨年の最大の問題作なのか、なぜ必見なのか、熱を込めて論じています。▼今号から折に触れ、松井がNNA ASIAに月2回連載している『続・インドネシア政経ウォッチ』を転載・再掲します(無料全文公開)。今号では2021年6~8月掲載分を転載しました。▼新しい年を迎え、本誌もますます充実させていきたいと思っています。本年も昨年と変わらずご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
記事テーマ:インドネシア政経ウォッチ
筆者(松井和久)は、2021年6月より、NNAASIAのインドネシア版に月2回(第1・3火曜日)に『続・インドネシア政経ウォッチ』を連載中です。800字程度の短い読み物として執筆しています。NNAASIAは法人契約が主で、個人で契約するには高額なので、なかなか一般の方々に読んでいただけないのが悩みの種です。そこで、折に触れて、『よりどりインドネシア』にも転載してみることにします。NNAとの契約では、掲載後1ヵ月以降に転載可能となっています。すでに読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、過去記事のインデックスとしても使えるか…
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