2021年12月08日号 vol.107
よりどりインドネシア第107号を発行しました。カバー写真は、ロンボク島沖での真珠養殖の筏の上で作業するおじさんです(2010年10月27日撮影)。▼投資誘致のための雇用創出法(オムニバス法)は違憲判決を受けましたが、2年内の改訂という条件で有効なままです。違憲でも有効という異様な判決はどのような影響を与えるか、松井が分析しました。▼岡本さんの2018年ロンボク地震の記録は、本震の日の夕方と夜の祈りについて。地震で様々なものを失った人々がいつもどおり同じ祈りを捧げる姿。それをひたすら美しいと感じた岡本さんでした。▼石川さんは、17世紀に奴隷として連れて来られたマルディジュケル人、あるマルディジュケル人の成功物語とタンジドール音楽、それらが織りなすブタウィ文化について興味深く語ってくれます。▼横山さんは、デポックに住んでいたときに馴染みだったミー・アヤム店の夫婦との思い出を書いています。横山さんと夫婦との心温まる交流の様子が下町の懐かしい風景と重なります。▼映画往復書簡の今回は、轟さんが『悪魔の奴隷』の旧版と新版とを比較しながら、邪教の位置づけや蘇った死者の正体などの謎を大胆に解釈します。本人のご希望で発行日から1週間は無料全文公開します。是非、お読みください。▼今号も盛りだくさんの内容となりました。いくつものインドネシアを伝える『よりどりインドネシア』を引き続きよろしくお願いいたします。
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よりどりインドネシア第137号を発行しました。カバー写真は、南スラウェシ・トラ…
よりどりインドネシア第136号を発行しました。カバー写真は、東ジャワ州クディリ…