よりどりインドネシア

2021年10月22日号 vol.104

文化 (他の号の記事)

フェミニズムで読み解くチャロン・アラン伝説(太田りべか)

文学者・詩人であり哲学者でもあったトゥティ・ヘラティ(Toeti Heraty)が、2021年6月13日に亡くなった。87歳だった。トゥティ・ヘラティはまたインドネシアのフェミニ…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第24信:映画からみた「コロナ禍をどう生きるか」(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様第23信でパプア独立運動に関連した作品を紹介していただき、ありがとうございました。『一度だけキスしたい』(Aku Ingin MenciummuSekali…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第23信:未だ見ぬ「パプア映画」(轟英明)

横山裕一様前回第21信を送った直後に、1年以上閉鎖されていたチカランの映画館が開き始め、ああようやくスマホのちまちましたモニターではなく大きなスクリーンで映画を楽しめる!と喜んだ…

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村上春樹の影(太田りべか)

村上春樹の長編小説『騎士団長殺し』第1部、第2部のインドネシア語訳 "Membunuh Commendatore" Jilid I & IIがKepustakaan Popule…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第22信:独立運動とインドネシア映画(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様新型コロナ禍で新作のインドネシア映画作品が順調に公開されないなか、前回、轟さんが書簡で触れられたように、1988年制作の名作『チュッ・ニャ・ディン』(Tjo…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第21信:ナショナリズム、グローバリズム、 リージョナリズム、そしてコロナ禍(轟英明)

横山裕一様無事ラマダン(断食月)も終わり、「日常」が戻ってきましたが、コロナ禍は今も変わらず続くというわけで、なんとも表現の難しい今日この頃ですが、横山さんはいかがお過ごしでしょ…

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フォーマット小説-イラナ・タン四季4部作(太田りべか)

『よりどりインドネシア』第92・93号の「往復書簡-インドネシア映画縦横無尽」第18・19信で、横山裕一さんと轟英明さんが映画『ウィンターイン東京』を取り上げておられた。この映画…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第20信:グレン・フレッドリーの音楽と映画の融合(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様レバラン(断食月明け大祭)休みも終わり、世間も通常に戻ろうとしています。近年新型コロナ禍になるまでのレバラン休暇の期間中は、友人が経営する西ジャワ州チアンジ…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第19信:海外でもインドネシア語を話し続けるインドネシア映画(轟英明)

横山裕一様ラマダン(断食月)も残すところ1週間余りとなりました。横山さんはいかがお過ごしでしょうか。例年この時期はインドネシア人観客の多くが「ラマダン=聖なる月」ということで娯楽…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第18信:ラマダンに想う。映画『?』が意味するもの(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回の轟さんの、使用言語からみた2000年以降のインドネシア映画のまとめを拝見しました。サブタイトルにある通り、まさに過去20年間のインドネシア映画界は、使…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第17信:「百花繚乱」21世紀インドネシア映画の言語にみる多様性 ~相対主義的愛国もの『スギヤ』から 無国籍西部劇アクション『バッファロー・ボーイズ』まで~(轟英明)

横山裕一様間もなくラマダン(断食月)が始まりますが、いかがお過ごしでしょうか。先日、インドネシア政府はレバラン帰省を禁止するとのニュースを聞きました。その少し前には帰省を禁止しな…

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ムラピ山の幽精キ・ジュル・タマンの話(その3)(太田りべか)

キ・ジュル・タマン(Ki JuruTaman)とは何者だったのか。16世紀半ばから18世紀半ばまで、現在のジョグジャカルタを中心に栄えたマタラム王国の開祖セノパティ(Senopa…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第16信:映画『スギヤ』と俳優・鈴木伸幸さん(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様前回は「使用言語からみたインドネシア映画史」をありがとうございました。まさに、映画における使用言語は作品制作時の国家統治権力者の意向が大きく反映されているこ…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第15信:標準インドネシア語映画VS 地方語映画の攻防(轟英明)

横山裕一様コロナウイルス関連ニュースが報じられて早1年、インドネシアでは日本よりも早くワクチン接種が始まったものの、収束への道筋が見えないのは以前とあまり変わっていません。今の時…

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ムラピ山の幽精キ・ジュル・タマンの話(その2)(太田りべか)

16世紀半ばから18世紀半ばまで、現在のジョグジャカルタを中心に栄えたマタラム王国の開祖セノパティ(Senopati)と関係の深いジン(Al-Jinn:幽精)で、ムラピ山の噴火か…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第14信:リアリズムと臨場感、映画における民族言語(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様先日、久しぶりにパダン出身の友人宅に遊びに行くと、広くはありませんが庭とガレージが植木で埋め尽くされていて驚きました。「自宅勤務が続くと暇な時間が増えたんで…

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ムラピ山の幽精キ・ジュル・タマンの話(その1)(太田りべか)

ムラピ山の火山活動がまた活発になってきている。2021年1月4日に溶岩流の噴出が確認され、9日には7回にわたって、ムラピ山から西へ向かって流れて中ジャワ州とジョグジャカルタ特別州…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第13信:映画内言語選択の政治性(轟英明)

今回の第13信ではこの『見舞い』など全編ジャワ語の映画について、後ほどメインに論じます。横山裕一様遅ればせながら、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第11信:スポーツ映画とナショナリズムの関係(轟英明)

横山裕一様コロナ禍で始まった2020年が間もなく終わろうとしていますが、横山さんはいかがお過ごしでしょうか。結局、今年は数えるほどしか映画館で映画を観られずに終わりそうですが、こ…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第12信:テーマ追求とタイミング、映画のジレンマ(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様新年明けましておめでとうございます。大晦日の夜からの大雨で大洪水の正月となった昨年とはうってかわって、今年のジャカルタの元日は青空の広がる気持ちの良い幕開け…

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