よりどりインドネシア

2021年10月22日号 vol.104

文化 (他の号の記事)

闘う女性作家たち(5)― ジギー・ゼジャゼオフィエンナザブリズキー ―(太田りべか)

ZiggyZezsyazeoviennazabrizkie。長い名前だ。コピペなしでは正確に書けそうにない。本名だという。四人姉妹の三女で、四人とも最初の名前はZiggyらしい。…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第38信:「インドネシア映画の日」物語(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様無事ご回復されたようで良かったですね。2月下旬に私も1年半ぶりに国内線に乗りましたが、やはり満席でした。私の便は1日一便でしたが、同ルートで複数便ある場合は…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第37信:プロパガンダ映画と娯楽映画のあいだ、或いはガドガド・ホラー1.0 と2.0の断絶(轟英明)

横山裕一様コロナ禍が始まって2年、遂にと言うべきか、先日私もオミクロン株に感染してしまいました。スラバヤ出張時の満席状態の飛行機内で感染した疑いが濃厚で、あれほどのぎゅうぎゅう詰…

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闘う女性作家たち(4) ― インタン・パラマディタ ― (太田りべか)

今回紹介するインタン・パラマディタ(IntanParamaditha)は、現在、筆者がもっとも注目している作家のひとりである。2017年に発表した初の長編小説 "Gentayan…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第36信:「スッキリ」しないプロパガンダ映画(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様オミクロン株による新型コロナウィルスの流行再拡大はインドネシアでも同様で、インドネシア人の友人家族も感染してしまいました。感染防止にとても気をつけていた友人…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第35信:『悪魔の奴隷』再考(轟英明)

横山裕一様クリスマスイブに日本からインドネシアへ戻ったのがつい先日だったと思うのですが、すでに春節(中国の旧正月)も過ぎ、数日前には北京冬季五輪が始まりました。インドネシアからは…

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闘う女性作家たち(3) ― ラクスミ・パムンチャック ―(太田りべか)

これまでの2回で取り上げた作品の登場人物たちは、自分の置かれた場所に「止まる女」たちだったが、今回紹介するラクスミ・パムンチャック(LaksmiPamuntjak)が描き出すのは…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第34信:ジョグジャのある名優を偲んで(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様2022年となり早くも半月余りが過ぎました。インドネシアではジョコ・ウィドド大統領の第2期政権も折り返しを迎えることになります。新年早々、石炭の禁輸措置や撤…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第33信:2021年最大の問題作 De Oostの衝撃 ~オランダから見たインドネシア独立革命戦争の「真実」~(轟英明)

横山裕一様新年明けましておめでとうございます。本年2022年もよろしくお願いいたします。前回原稿を仕上げてからさらに1ヵ月ほど日本に滞在し、インドネシアに再入国したのはクリスマス…

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闘う女性作家たち(2)― ディアン・プルノモ ―(太田りべか)

前回紹介したオカ・ルスミニの代表作 "TarianBumi"(『大地の舞』)の登場人物は、どれほど理不尽で苦労ばかり多くても、基本的に自分の置かれた環境から出て行こうしない女たち…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第32信:日本映画が描いたインドネシア(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様早くも年末となりました。私も11月初旬から1ヵ月弱所用のため一時帰国し、いい機会なのでワクチン接種も受けました。実は公共交通機関や公共施設の入場など日常活動…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第31信:イスラームと怪奇映画の深くて怖い関係 ~誰がガドガド・ホラーを恐れるか?~(轟英明)

横山裕一様前回は日本でのワクチン接種などの私事が重なり連載を休ませていただきました。早いもので、一時帰国して3週間が経過、数ヵ月前までは日本でもインドネシアでもコロナウイルスが猛…

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闘う女性作家たち(1)―オカ・ルスミニー(太田りべか)

昨年11月に開催されたUbud Writers and Readers Festival: Kembali2020で、インドネシア教育文化省言語育成振興局が発表した2020年度の…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第29信:映画的方便としての宗教、抑圧装置としての宗教(轟英明)

横山裕一様インドネシアでコロナウイルス感染者が公式に確認されてから早や1年7ヵ月、ようやく感染者数の減少が首都圏では実感できるようになってきました。先日までは完全閉館していた映画…

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東の人々(太田りべか)

コロナ禍でいろんなことが変わってしまったが、なかには歓迎すべき変化もあった。そのひとつは文芸イベントがオンラインで開催されるようになったことだ。インドネシアでは、小規模なものはイ…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第28信:映画『愛の章句』が描く一夫多妻の姿(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様6月から特に深刻化した新型コロナウィルス・デルタ株による感染も、予断は許さないものの落ち着いてきたようです。自室にいると一日中頻繁に聞こえていた救急車のサイ…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第27信:愛が宗教を超えるとき、超えないとき(轟英明)

横山裕一様猛威を振るっていたコロナウイルスですが、ジャカルタ首都圏で徐々に新規感染者が減り始め、このまま減少傾向が続けば、社会活動制限(PPKM)も解除されそうな雰囲気が本稿執筆…

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おとぎ話の闇と引力(太田りべか)

国際交流基金アジアセンターで、アジア文芸プロジェクトが実施される。アジア各国の「若手作家にコロナ禍のアジアの現在をテーマにショートストーリー・随筆を書き下ろしていただくとともに、…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第26信:インドネシアの反戦アニメ映画(横山裕一)

轟(とどろき)英明 様昨年に続き、コロナ禍でのインドネシア独立記念日を迎えました。テレビでは来賓のいない大統領宮殿での国旗掲揚式典の模様が中継されています。「建国」からあまりにも…

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往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第25信:父子ロードムービー『三日月』に見る イスラーム信仰のあり方(轟英明)

横山裕一様コロナウイルス、特に変異株が猛威を振るっている昨今ですが、横山さんはお元気でしょうか?私の方は日本政府が一応手配したと言われている特別便に乗るわけでもなく、妻や3人の子…

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